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心 どまり

神症候群(God syndrome.) 

2015年07月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:言霊・メッセージ

「あの人が居なかったらねえ〜・・・」
「あの人が居なければ平和なのにねえ〜!」
 
 娘や孫や友人達との会話に、度々登場するフレーズです。
何処の職場にも、サークルにも、必ずと言ってい程、
”こういう人”って居ますよね!

 娘の職場にもお局様がいらして、彼女の言動一つで微妙な、或は険悪な空気になるのだそうです。
所謂、トラブルメーカーです。

「○○さんが居なかったらね〜 うち(会社)は平和なのよね〜
仕事よりもね、○○さんの対応に疲れるのよ!」

職場でトラブルが生じた時の娘の口癖です。
取り敢えず、愚痴を聞いてあげます。
胸の内のモヤモヤは口に出してしまいますと、以外とすっきりしますものね!

 孫も然り!

「○○君が居ないとね!僕のクラスは静かで平和なんだよ!
 今日もねxxxxxだったんだ!」

 友人は

「ねえ〜良香聞いて頂戴!実はね○○さんがね〜
 あの人が居なければxxxxxなのにね〜」

電話を掛けて来て話すだけ話し、すっきりした様子でさっさと切ります。
私は、左手で受話器orスマホを持ちますので左耳から右耳に聞き流しますが・・・(WW)

 ごめんなさい今日のブログは、ネガティブな愚痴ブログです 。
目の症状も良くも成らず、悪くも成らずと言った所で、安定していましたので、定期検診も二ヶ月毎になっていました。
所が三か月程前頃から、視力0.8を維持していた右目に少々違和感を感じていましたので、前回(5月)の診察日にその事をドクターに伝えました所、
”次回(7月)の診察の時に左目も診察しましょう” との事でした。

 その診察日が、昨日だったのですが・・・
検査を終え、診察室に入るや否や、

「左目の視力が落ちているじゃないですか!
 右目は諦めるとして、どうしてxxxxx(長々と続きます)
 僕には、理解出来ない!」

「ですから、前回そう言   」

言い終わらない内に、途中で遮られます。

「普通ね!xxxxxxx(続 きます)!
 僕には理解出来ない!」

 患者である私の話を、全然聞いてくれません。
もう何を言っても無理と諦めた時、気付きましたのよ私!
PC画面を見ていた彼の表情が一瞬固まり、釘付けになった事を!カルテデータに御自身で残したメモでも見付け、前回の遣り取りを思い出したのでしょう。

 彼は教授ですから、常にインターンや学生が付いて学んでいます。彼の驕りが、或は教授としてのプライドが非を認める事を許さないのでしょう!
昨日も、いつもの女性(学生?)が、PCに診察データを入力していました。その彼女が、教授(ドクター)の方に視線を向け、何か言いたそうでしたが・・・

「症状が悪化していますから、○と○と○と○と○の検査を
 入れて置きます。宜しいですか ?」

「あ!はい!」

「眼科受付で、詳しい説明を聞いて下さい!
 まったくもう!僕は理解出来ないですよ!xxxx」

「・・・!」

 診察室を出ようとしますと、学生と思われる彼女が椅子から立ちあがり”ごめんなさい”とでも言う様に、深々と頭を下げたのです。
いつもは、「お疲れ様でした。」と挨拶するだけの彼女が!
彼女の席は、ドクターの背後に有りますので、その様子は彼からは見えません。

「お世話になりました。」

 挨拶をして、診察室を出て来る時にも、彼女はまだ頭を下げた儘でした。”症状が悪化している”と言われただけでショックを受けている患者に対する思いやりの欠片も無い言動に、怒りさえ覚えましたが、それ以上に彼女が痛々しくて!
又、彼の授業を受けている学生さんの事を考えますと・・・

 要するに彼は、先に記しました”こう言う人!”の部類に属する人なのです。噂は、聞いていました。親しくなった患者さんからも!知り合いのナースからも!
物腰は柔らかいのですが、感情の起伏の激しい方で、いきなり豹変するのだそうです。

「中年の女性患者さんが、泣きながら診察室を飛び出して来た。」とか!
「初老の紳士が捨て台詞を履きながら怒っていた。」とか!etc...

 私も以前、不愉快な思いをした事が有りましたが、幸いにも”疲れていて不機嫌なのかしら?”

程度でしたので、我慢出来る範囲でした。
しかし、昨日は・・・

 此の大学病院迄、自宅から車で約40分程ですが、検査の為、瞳孔を開きますので運転は出来ません。
毎回、娘が付き添って来てくれて、施設内のコーヒーショップ゚や本屋さんで待っていてくれます。
普段ですと、診察を終えて即、待って居てくれる娘の所に直行するのですが、昨日はショックや怒りよりも、例えようのない疲労感で、ナースルームの前のソファーから動けませんでした。

「大丈夫ですか?」

 以前から知り合いのナースでした。
彼女は、婦長のポジションに付いて居ますので、全て把握し察知するのでしょう。余談ですが、現在は看護師と言う名称ですから師長でしょうね!
Sドクターの不快な言動を一部始終話しますと、

「本当にごめんなさいね!
 悪い人ではないんだけれどお年だしね、
 昔の”先生”なのよ!
 腕はいいんだけどね・・・」

「担当医を変えて貰う事は出来る?
 病院を変える事も、考えているのよ!」

すると彼女は、声を潜めて

「良香さんだから教えるけどね、S先生ね、
 九月いっぱいでお辞めになるのよ!」

 お隣で何か薬剤らしき物をチェックしていた、新人ナースに目をやりますと、嬉しそうにウン!ウン!と言う様に大きくうなずきながら、Vサインを!

「でも、今月末に造影検査と心電図が入っているのよ!
 どうしようかしら?もう顔も見たくないのよね!」

「予約は、変更出来るわよ!只、症状が悪化しているのだった
 ら早く検査した方がいいわよ!」

「此処を紹介してくれた近所の眼科クリニックの先生と相談して
 見るわ!」

「その方がいいわね!
 正直に言うとね、みんなホッ!としているのよ!」

「まあ〜  貴女がそんな事、言っていいの?」

「此処だけの話よ!確かに腕はいいのよ!
 だからちょっと天狗にね・・・」

聞き耳を立てていたお隣の新人さんが、ウン!ウン!っと!

 要するにSドクターも、”ゴッドシンドローム”に陥っているのです。
”ゴッドシンドローム”とは、特に脳外科医が陥りやすい症候群で『神症候群』と訳されます。
脳の外科手術は、脳外科医の技量によって、失明したり、記憶をなくしたり、体に障害を負う人もいます。
人の人生を自分の手で左右するわけですから、まるで神にでもなったような気になり高慢になるのです。

 脳外科医だけでなく、高度な外科医術を取得し”ゴットハンド”等と呼ばれるようになりますと、勘違いが生じ”ゴッドシンドロ ーム”に陥る外科医も!
此の症候群に陥ったドクターの殆どは、時間に個人差は有るものの抜け出す様ですが、中には勘違いしたまま驕り続ける医師もいるそうです。
巷には、後者の医師の方が多いようにも感じますが・・・
正に、S教授がその典型です。

 普段私は、人を非難・誹謗中傷はしない様に心掛けています。
ネガティブな言葉も口癖になりますので、なるべく口にしない様に注意しています。
でも今日は、言わせて頂きます。デヴィ夫人風に言うならこうかしら?

「あ〜たねえ〜 いい加減にお気付きあそばせ!
 ゴッドシンドロームに陥っていますわよ〜
 あ〜たが、辞めるのをみんなが喜んでいるわ〜」

 嗚呼!スッキリした!
でも、私もちっちゃいですね!
面と向かっては言えませんもの! フウー!(-.-;)
せめて此処で掃き出させて頂きました。

 毎々、沢山の拍手やコメントを頂戴致しまして、本当にありがとうございます。お礼やお返事も儘なりません事、大変心苦しく思っております。
今回からコメント欄は閉めさせて頂きます。

                   m(_ _)m



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