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たゆたえど、沈まず

友の復活 

2015年06月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日友達を加圧に連れて行った。先生が下半身の筋肉を太股からふくらはぎまでそっと触って「筋肉がないですね、コンニャクみたいに柔らかいです」と言われた。
彼は160センチ80キロ弱、。太鼓腹の典型的な日本人スタイルである。

若い頃は柔道をやり頑丈な男であったが今は満身創痍である。歩く姿がヨボヨボなのだ。脊椎狭窄で手術をし、術後もあまり芳しくなく病院に通っているうちに前立腺癌が見つかり全摘出した。74歳である。
しかし、社会は彼を必要としリタイアを許さない。時々看護師同伴で行動するヨボヨボしながらも現役で超多忙なのだ。
以前から加圧に誘っていたのだが、ようやくその気になった。
私がCOPDで苦しみ色々なことをやりながら誰にも病気と気付かれず飛び回っている。
いままでの体験の中で掴んだものは血流と筋肉の大切さである
誰がなんと言おうと人を支えている根本の根本は筋肉と血流なのだ。これが私の結論であり元気に生きていくための軸なのだ。私は軸が決まれば絶対にぶれない。軸が大方針である。
私の行き方は常に軸を中心に置く、全てにおいてブレない軸は何かを探しながら生きている。
先生は言う、筋肉は負荷をかけると細胞は適応しようとし筋力がアップする。何歳になっても変わらない自然の法則。。負荷をかけると適応しようと活性化し新しい細胞が生まれ変わるときはより進化している。爪が伸び髪が伸びるということは細胞が生まれ変わっているということだ。
以前、名古屋にきんさんぎんさんという100歳の双子の姉妹がブレイクしたことがある。金さんも銀さんもブレイクする前は車椅子だった。字も読まない書けないボケ老人だった。ブレイクして負荷がかかった。毎日取材がある。毎日誰かと喋らねばならない。毎日出かけねばならない。サインを求められ揮毫を頼まれ名前を書く練習を始めやがて字が書けるようになり読めるようになり歩けるようになった。ボケが治りやがて筋トレを始めたのである。
少しずつ負荷をかければ少しずつ変化し負荷に適用して生まれ変わる。金さん銀さんは100歳を超えてからでもそれが可能であることを証明した。明日の予定、目標がモチベーションとなるのだ。
次に血流、血液は心臓から送り出され動脈の乗って運ばれるが、静脈で心臓に戻ってくるのは筋肉のポンプが送り返してくれるのだ。筋肉が動かなければ血液の戻りは悪くなるのだ。体の隅々まで血が巡るのは筋肉が送り出すから血液が体の隅々まで届くのだ。
血流は筋肉の動き次第で良くもなり悪くもなるのである。
筋肉がコンニャクになってしまった我が友はたっぷり一時間の加圧治療で少しだけだが変化した。歩く姿が全然違う、シャキッとしたのだ。私と女房が彼の歩く姿を見てすぐにその変化に気づいた。本人もスカッとしたと言っている。
「ゴールが見えましたね。病気に支配された生活じゃなくて土俵の真ん中でガップリと四つに組んで互角に渡り合いながら生きていけますよ」
私は彼にそういった。そして「先生、この男を死なす訳にはいかんのです。もう少し元気に生きさせたいので何が何でもよろしくお願いします」と頼んだ。
彼は数日前に74歳の誕生日を迎えた。74歳は元気を取り戻す歳にしたいと思う。

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