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映画が一番!

HANA−BI 

2015年06月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「HANA−BI」。
BSジャパンで2015年6月7日(日)15:00〜放送。

ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた
北野武監督代表作品。
監督・脚本・編集・挿入画・演出は北野武で
主演はビートたけしと何でもこなす
マルチタレントの面目躍如の映画ですね。
キャッチコピーは
”その時に抱きとめてくれるひとがいますか。”

刑事の西(ビートたけし)は凶悪犯を張り込み中、
同僚の堀部(大杉漣)の好意に甘え、
数カ月前に子どもを亡くし体調を崩し入院している
妻・美幸(岸本加世子)の病院へと向かう。
そこで、美幸が不治の病で助からないことを知る。

”堀部さんが撃たれました!”と
部下の中村(寺島 進)が駈け込んで来た。
堀部が犯人(薬師寺保栄)に撃たれ、犯人は逃走。

地下街で犯人を見つけ逮捕中に
田中(芦川 誠)と中村が撃たれたのを見た
逆上した西は犯人に最後の一発まで撃ち尽くす。

一命を取り留めた堀部だが、半身不随に、
さらに部下までもが命を落としてしまう。
罪悪感にさいなまれた西は退職する。

堀部や中村の遺族、美幸との生活資金のため、
ヤクザ・東城(白竜)から借金を重ねる西だった…。

タイトルの「HANA-BI」が気になりますね。
”花火”でなく”HANA”と”BI"に分けて、
監督の意図するところは、監督が描いた花の絵が
画面の随所に挿入されているのを見ると、
生きることを象徴しているのでしょうか。

一方”Bi”とは”火”のこと、
犯人やヤクザを銃殺する時の残忍な行為は
鬱屈した西の燃えるような気持ちではと感じました。

静と動、表と裏、人間の持つ優しさと冷たさが
画面を通して、伝わって来ました。

受け取り方はいろいろでしょうが、
タケシワールドの映画を楽しんで下さい。

1997年制作。久石譲の音楽も良かったです。



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暴力の裏返しで平和を

yinanさん

SOYOKAZEさん、今晩は〜!

ストーリーは確かに強引に引っ張っていますね。
過去の作品の強烈な暴力シーンには目を見張ります。

人間の性と言うか、暴力的な部分と優しさを
表現したかったのでしょう。

監督自身も過去には警察に殴り込みを
試みたくらいですから、暴力に対して
何かを持っているのでしょうか。

2015/06/07 17:56:19

過激なデカ

さん

yinanさん おはようございます。

気持ちはわかりますが、刑事は公務員。
感情で引き金を引いてはいけないという鉄則があります。
何しろ、その暗黙の了解の上で、拳銃所持が認められているのですから。
退職の、前に免職問題が起こりそう?

かなり強引な筋運びでも、きっと納得させてしまうのでしょうね?
独特な世界観を持つ人だから。

花と火は優しさと残忍さの象徴?

2015/06/07 09:38:57

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