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映画が一番!

あん 

2015年06月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

ヤンキースの田中が見事に復帰して3勝目。
これで、MLBを見る楽しみが増えました。

今日の映画紹介は上映中の「あん」。
「あん」とは勿論、「あんこ」の「あん」。
甘い物大好きの私は、
特に大福もちには目が有りません。
でも、ここでの「あん」はどら焼きでしたけど。

原作はドリアン助川。監督は「萌の朱雀」で
カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を、
「殯の森」では同グランプリを獲得した河瀬直美。
キャッチコピーは
”やり残したことは、ありませんか?”

小さな町の小さなどら焼き屋「どら春」の
やとわれ店長・千太郎(永瀬正敏)の店に、
ある日、求人募集の張り紙を見た
徳江(樹木希林)という76歳の女性がやって来る。

断る千太郎に徳江は
翌日、自分が作った「あん」を持参。
いやいや受け取った千太郎はそのままゴミ箱へ
ポイするが、思い直して一口食べて、
その美味しさに驚き、再び訪れた徳江に
どら焼きの粒あん作りを任せることに。

千太郎は徳江から「あん」のレシピだけでなく
自分の過去と向き合う姿勢をを学ぶのだった。

その「あん」の味が評判となりあっという間に
行列が出来る店となり大繁盛。

そんな中、徳江はどら焼きの出来損ないを
もらいにくる女子中学生・ワカナ(内田伽羅)とも
親しくなっていく。

しかし、かつて徳江がハンセン病患者だったことが
近所に広まり、客が一気に離れてしまう。
この状況に徳江は店を去り、
千太郎やワカナの前から消えてしまうのだった…。

樹木希林は若い時からTVドラマ
『寺内貫太郎一家』以来、老け役専門でしたが、
最近は地のままで八面六臂の大活躍です。

先日紹介した「駆込み女と駆出し男」では
三代目柏屋源兵衛 の役で、
又、6月13日公開の「海街diary」では 菊池史代の役と
網膜剥離とか乳がんとか満身創痍の身体なのに
これだけ出演しているのは驚きです。

週刊誌のインタビューでも言ったいましたが
”周りはこれが私の「遺作」と騒いでいるみたいだけど、
そんなことを望まれても困っちゃうわ(笑)”と
老いてますます盛んで、頑張って欲しいです。

この映画はハンセン病をテーマにしていますが、
暗くならない所は監督の手腕でしょう。

ワカナ役の内田伽羅は孫ですから、この初共演も珍しい。
ロンドンへ留学中の彼女に劇中の役が14歳だから、
オーディションを受けたらと薦めたのも
樹木希林だそうです。

美味しい「あん」が出来るまでの手間暇を見ると、
今からは感謝して「あん」を今まで以上に
味わって食べなければ。



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追伸

さん

餡はよく大鍋で作りました。
おはぎに使います。
前の晩に煮て、明くる朝、丁度頃合いの硬さになります。
しゃもじに掬って、落してみた感触で火を止めるタイミングを決めます。
最後の隠し味の塩、これを忘れると、味が締まらない。
懐かしく思い出しました。

2015/06/05 11:09:11

本と予告編

さん

私は、本を読み、予告編を観ました。
それだけで、本編が想像できます。
地味な映画ですが、今年観た中で、一番心に残る一本です。

でも、樹木希林さんがいなかったら、あの味わいは出なかったでしょうね?
少しでも長生きして欲しいです。

2015/06/05 07:56:50

私も

Reiさん

観ましたよ。
とてもいい映画でした。
知らず知らずのうちに涙がこぼれました。
時間があれば、詳しい感想をブログに書きますね。

2015/06/05 07:13:21

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