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切腹 

2015年04月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「切腹」。
BSプレミアムで2015年4月16日(木)13:00〜放送。

原作は滝口康彦の『異聞浪人記』。
2011年に三池崇監督により「一命」として
リメイクされています。

「人間の条件」等、社会派映画を監督してきた
小林正樹が、初めて演出した時代劇映画。

寛永七年、井伊家上屋敷に津雲半四郎(仲代達矢)と
名乗る浪人が訪れ。
”仕官もままならず生活も苦しいので、
このまま生き恥を晒すよりは武士らしく、
切腹のためにお庭拝借……”と、

申し出を受けた家老・斎藤勘解由( 三國連太郎)は、
春先、同じ用件で来た千々岩求女(石濱朗)の話をする。

窮迫した浪人者が切腹すると称して
なにがしかの金品を得て帰る最近の流行を
苦々しく思っていた勘解由が、
切腹の場をしつらえてやると求女は
”一両日待ってくれ”と懇願するばかりか、
刀は竹光を差しているていたらくで
舌かみ切って無惨な最後をとげたと…。

だが津雲は引き下がらず、切腹の準備が整えられ、
やがて津雲の身の上話から意外な真相が明らかになる…。

竹光での切腹の画面は見ていられないですね。
武士道とは何かと問いかける映画でもありました。

”武士道といふは、 死ぬことと見付けたり。
二つ二つの場にて、早く死ぬ方に片付くばかりなり。
別に仔細なし。胸すわって進むなり。
図に当たらぬは犬死などという事は…”と、

私の愛読書の「葉隠」にはありますが、
考えて見れば武士は戦闘要員であり、
戦うための存在ですから”常住の死と覚悟”は当然。
”切腹”も武士としての一つの作法ですが、
それには大義があるかどうかが問題。

ウ〜ン、武士道とは難しい。

1963年の第16回カンヌ国際映画祭で
審査員特別賞を受賞。



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武士道は死狂い

yinanさん

ハナコおばさん、おはようございます!

おっしゃる通り、竹光で腹を掻っ捌くところが
この映画のポインですね。

しかし、切腹は責任の取り方の一つの方法。
ただ、竹光での切腹の強要が半四郎にとって
許しがたい行為だったので逆襲に出たのでしょう。

自分で自分の腹を切るなんて、
強靭な精神の持ち主でないと
とてもじゃないけど、出来ないですね。
私なんて、指をちょっと切っただけで
アタフタしています。

2015/04/17 08:14:15

こんにちは

ハナコおばさんさん

これはすごかったですねッ(>_<)
仲代達矢と、リメイクの「一命」両方観ました。
切腹と称して金品を得て帰ることが、ほんとの切腹に・・・しかも竹光・・・
武士としての作法とはいえ、ここまでしなくても、と思いましたが、しなかったら、映画になりませんものね。

2015/04/16 16:58:01

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