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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

4月の雪 

2015年04月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

























小雨が降っていると思っていたら、いつの間にか雪になった。休日の今日は朝からその雪に見とれていた。今日は4月13日、また都会から来た人たちはきっと驚いているに違いない。風もなく、雪はまっすぐに降りてくる。ここの雪の特徴だ。知らぬ間に1センチ、2センチと積っていく。水気をたっぷり含んだ重い雪がイチイの枝にどんどん降りて来て、
枝は顔を赤らめてその重さに耐えているように見える。そして、時折、ドサッという音がする。枝の雪が地上に落ちて枝がピーンと跳ね上がる情景は、静かな森の中で繰り返される。寒い一日だったが、1130鬼押し温泉につかり、眺める雪景色もいい。
 
新聞で見つけた「吉野弘 詩集」がアマゾンから届いた。
私は知らなかったが、その中の「祝婚歌」はとても有名で結婚式のスピーチでもよく紹介されるという。
 
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
避難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人はわかるのであってほしい
 
いい詩だ。今になれば よく理解できるが、若い頃、こんな詩を読んでもわからなかったに違いないと、・・・妻にはいわないほうがいい。
 
 

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