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平成の虚無僧一路の日記

11/15 虚無僧20日目  

2010年11月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



11/15 月曜日とあって、人通りは少ない。
夜10時を過ぎると、一段と冷えてくる。
お布施はゼロ。懐も寒い。

以前、たびたび見かけた人、話しかけてきて
くれた人たちは、どこへ行ってしまったのか。
なんて考えていたら、現われました。

「お久しぶり、虚無僧さんは、この時期になると
現れるんですか」と、身長176cm 体格のいい青年。
思いだした。歴史好きの人で、去年、3回ほど
会っている。「一路さんでしたね。高校、大学は
○○で、たしか娘さんが二人いて・・・・」 と、すごい
記憶力だ。そんなことまでしゃべったかいな?
私は話したことも覚えていない。

それから、一休の話になった。足利義満から義持、
義政、日野富子のこと、大徳寺、高野山のこと、
年号までスラスラ出る。ものすごい博識だ。彼は
ペットボトルを1本 布施してくれた。ありがたく
いただき、袂(たもと)に入れる。袂の効用。

11時を過ぎれば一段と冷え、手もかじかんで
感覚がなくなってくる。それでも、路上には、
写真や詩を売る人に占い師が まだ頑張っている。
この3人は、毎日、深夜12時近くまでいるのだ。
感心する。彼らが引き上げ、12時になると、
一斉に明かりが消え、人通りもパタと無くなる。

今日は、お布施はペットボトルだけ。ま、こんな日も
ある。トホホホ、とぼとぼと歩きながら「杜甫」の詩を
口ずさむ。

「白頭掻けば更に短く 渾べて簪に勝へざらんと欲す」


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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