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映画が一番!

みすゞ 

2014年11月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

中国漁船がサンゴ密漁を活発化させていますが、
中国政府は取り締まらいようです。
逆に焚き付けているのではと勘ぐります。
何でもありの国だからしょうがないか〜。
と言いながら、中国語の先生は大学の講師をして
みえますが、中国語を選択する生徒が減ったと
嘆いていらっしゃいました。
学んでいる私も何をかいわんや。

今日の映画紹介は「みすゞ」。
BS11で2014年11月2日(日)20:00〜放送。

皆さん、よくご存知の詩人、金子みすゞの伝記映画。
TVのCMでもよく流れているのでより親しみを
持っている人も多いでしょう。
優しい言葉の裏にある真実を的確に詩にしています。
口ずさめばより深く感動します。私の愛読書の一冊です。

1919年、山口県仙崎。
上山松蔵(中村嘉葎雄)の後妻となった
未亡人の母・ミチ(永島暎子)と共に下関で
暮らすことになったテル(みすゞー田中美里)は、
小さな本屋で店番をしながら、
みすゞというペンネームで詩を書いていた。

その詩は詩人で仏文学者の西條八十の目に留まり、
若き童謡詩人の中の巨星と賞賛され
「童話」、「婦人倶楽部」、「婦人画報」、「金の星」と
次々と人気誌に掲載されていった。

テルの一番の理解者は、従弟の正祐(加瀬亮)。
ところが、正祐は幼い頃に養子に出された彼女の実弟であった。
松蔵はテルを奉公人の葛原(寺島進)と結婚させる。

ところが、この葛原という男がいい加減な男で、
放蕩三昧、挙句の果てに淋病に感染させられる。
そのうえ、詩作は禁止と、滅茶苦茶なことを言い出す。

そんな中、テルは3冊の童謡集を書くが、
生活が破綻し、遂に離婚。
生まれた娘・ふさえを連れて松蔵の家に戻る。

ところが、悪魔のような葛原が親権を主張。
葛原が娘を引き取りに来る夜、テル(26歳)は自殺する。

複雑な家庭環境や恵まれない結婚なのに、
何故、あのような素晴らしい詩が書けるのか不思議です。
世間に認められているのだから、自殺せずに何らかの
方法で生きる術はあったのではと思ったことでした。
伝記ドラマなので娯楽的な要素は少ないですが、
天才詩人・金子 みすゞの半生を知るにはいい映画です。

「ふしぎな岬の物語」の中で、吉永小百合さんが
「鯨法会」と「海の果て」を朗読していました。

「海の果て」

雲の湧くのはあすこいら、
虹の根もともあすこいら。

いつかお舟でゆきたいな、
海の果までゆきたいな。

あまり遠くて、日が暮れて、
なにも見えなくなったって、

あかいなつめをもぐように、
きれいな星が手で採れる、
海の果までゆきたいな。



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残念、見てなかったわ!

michiyoさん

yinanさん

私、連休は栃木で紅葉狩りだったのです。
見なかったわ。残念です。

2014/11/04 13:14:03

今晩は〜!

yinanさん

SOYOKAZEさん、

天才は薄命です。
でも、その短い生涯に全ての能力を注ぎこんでいるから、
天才なのでしょう。
我々、凡人が100年生きても、何も残せませんから。

記念館に寄らなかったのは複雑な感情があったからでしたか。

ハナコおばさん、

そうですね、不幸だったから書けたのも真実でしょうね。

大漁

朝焼け小焼けだ大漁だ
オオバいわしの大漁だ

浜は祭りのようだけど
海の中では何万の
いわしの弔いするだろう

この詩の最後のフレーズは心にぐさりと来ます。
彼女の心の在り様が判ります。

2014/11/02 18:08:22

こんにちは

ハナコおばさんさん

思うんですよ・・・(#^.^#)
もともと才能はあったことには違いないのですが、複雑な家庭環境だったからこそ、あれほどの詩作ができたのではないかと。
幸せいっぱいだったら、書けなかったのではないのかと・・・(^-^;

2014/11/02 16:57:57

多感ゆえ・・

さん

yinanさん、こんばんは〜

金子みすゞは中国地方を旅した時に、記念館に立ち寄ろうか迷いましたが、入らずに宿に急ぎました。

素晴らしい感性の持ち主であったから、子供と引き裂かれる辛さに耐えられなかったのかもしれませんね?

惜しい才能を失くした無念さと、元夫に対する怒りに燃えて、折角の旅が哀しくなると思ったからです。

2014/11/01 18:39:12

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