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奈良・唐招提寺〜凛とした美しさ〜 

2014年10月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

10月の連休に奈良の唐招提寺へお参りしてきました。

台風19号が接近していましたが、近畿地方までのスピードが遅くどうにか天気はもちました。

大阪から近鉄奈良線で西大寺で乗換え、西ノ京駅から歩いて7〜8分でした。

近くには薬師寺もあり周辺はとても静かです。

入口で大きな南大門をくぐるなり正面に教科書にも載っている金堂が見えます(写真左)。

掃き清められた境内に大きな屋根と8本の円柱で建つ金堂は、凛とした美しさがあります。

しばらく見ていると幸せな気持ちが満ちてくるようです^^。

唐招提寺は、苦難の末来日した唐の高僧鑑真和上の創建です。

井上靖の「天平の甍」で有名ですが、鑑真和上は6回もわが国へ向け渡航。5回目の渡航の際には南の海南島へ漂流しました。そして潮風で失明もしました。

来日後鑑真和上は、唐招提寺で仏経の戒律を教えました。唐で日本へ行こうと決心後12年もかかりましたが、日本で過ごした期間は9年間だったそうです。そして唐へ戻ることはありませんでした。

来日した外国人でこれほど慕われている人はいないかも知れません。

唐招提寺を訪れた松尾芭蕉も、鑑真和上を偲び句を詠んでいます。

 若葉して御目の雫ぬぐはばや

講堂の奥の旧開山堂の前に句碑があります(写真右)。

唐招提寺は、私も大好きなお寺としてこれから何度も訪れそうです。
 

 



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