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たかが一人、されど一人

政治家の志 

2014年09月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日のネット情報によれば、元衆院議員でタレント、杉村太蔵氏が初の著書「バカでも資産1億円 『儲け』をつかむ技術」(小学館)を来月上旬に出版するそうだ。別に冗談ではなくて、本を出すくらいだから若くして1億円の資産を形成するに至ったのは本当らしい。「株式投資を行う青年実業家に転身していた。」と書かれているを見ると、外紙系証券会社か投資コンサルタントみたいところに籍を置いているようだ。彼はバカを自称しているが、なかなか強かな計算もして自分の人生を切り開いているので、決してバカではないだろう。生まれも育ちも良くて、運動神経が良いからバカである筈がない。筑波大学を中退して20代で衆議院議員になることは普通の人間にはできない芸当だ。嫁も貰って一家を成したからには先ず食い扶持を確保するのが男の務めだから、資産形成にイチャモンをつける理由は全く無い。1億円の資産を形成して満足している訳でもなかろうが、先ずはご同慶の至りとお祝いを言っておこう。昔は国会議員として政界入りをしたばかりに井戸と塀しか残らなかった政治家が沢山いたらしい。近年政治で全財産を食いつぶしたとして記憶に残っているところでは藤山コンツェルンの藤山愛一郎氏や三光汽船の河本敏夫氏がいるが、最近は似たような話はとんと聞かない。藤山氏や河本氏もあまり褒められたものではないかもしれぬが、悲劇のなかにも何となく人間性として可愛らしさを感じるのも事実だ。普通お金持ちのこういう人は、政治の中に入らず、外から政治を動かすことに喜びを見いだすとしたものだろう。それがミイラ取りがミイラになってスッカラカンになってしまったのだから、家族から見ればとんでもない親爺で、悲劇に違いない。引き換え杉村氏は正反対で、政治の中に入ってみたものの、思ったほどの面白さは感じられず、切りの良いところで見切って、家族に尽くしているようだ。世の中をより良い方向に変えることが政治の醍醐味だろうが、現代のように個人主義が徹底してグローバリズムだ事のなんだのと言われると、政治の役割に疑問を持つのも不思議は無い。所帯を持てば余計そうだろう「それなら、俺一人でやってみるよ。」が正解かもしれぬ。世の中の良し悪しが分からずに、国の形を云々する昨今の政治家諸氏よりタレント杉村太蔵氏の心中の方が理解しやすい。

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