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この映画で泣けてビックリ「ヒステリア」 

2014年09月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し






「ヒステリア」 原題:HYSTERIA
2011年 イギリス・フランス・ドイツ合作   監督ターニャ・ウェクスラー

アダルトグッズのルーツは、『女性のヒステリーを直す為に発明された医学用
品だった。』と、いう事実を面白おかしいエッチなシーンとおりまぜて作成された
作品かな?と、思いつつ軽い気持ちで観た。映画のキャッチコピーも「100万
ボルトのエクスタシー」

確かに、最初に抱いた印象通りに作成されたシーンもいくつかあるのだが、こ
の「ヒステリア」は映画としてかなり完成度の高い作品だという事にすぐに気が
つく。ぼくは映画のラストシーンで感動で涙ぐんでしまった。

映画の舞台は今から約125年前の1890年、イギリス。その頃巷では女性たち
に、すぐに泣く、異常な性欲、不感症、うつ病など様々な症状を引き起こすヒ
ステリーが広まっていた。

婦人科医の権威であるダリンプル医師は、女性特有のヒステリーに対処す
る“マッサージ療法”を考案する。この“マッサージ療法”は大変効果的で、
女性患者が詰めかけるようになる。さらに、ハンサム医師が診療所に入った
ことから、人気に拍車がかかる。

その一方で、ダリンプル医師の娘シャーロットは、“マッサージ療法”に対して
嫌悪感を抱いており、非難する。ある日、“マッサージ療法”をしすぎたために
ハンサム医師の利き手が動かなくなり、彼は診療所を解雇されてしまう……。
そこで、開発したのが電気で自動的に動くマッサージ器だった。

この映画の魅力は、マーサージ療法を受ける女性と、それを行う医師との、
ユーモラスなエッチなシーンだけではない。実はお金もうけに走りがちな医師
の父親に何かと批判的で、独自の人生を歩む医師の娘シャーロットの魅力的
なキャラクターにあるとぼくは思う。


シャーロットは、女優マギー・ギレンホールが演じている。
彼女は、この一風変わったテーマの映画の仕事を引き受けた理由について、

「女性のセクシュアリティに興味があったから。」と語る。

また「バイブレーターの発明について、好奇心があった。映画のジャンルは
ロマンチックコメディだけど、何が起こるか分からない、普通じゃない作品に
なっているわ。私自身は常に何者からも自由でありたいと思っている。」とも。

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