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人生日々挑戦
高橋大輔選手・「プルシェンコの真実」
2014年09月14日
テーマ:人生
津軽のシニアブロガーがブログ記事を書き始めたのは、2013年6月26日からである。あれから1年2か月以上が経過した。
おかげさまで、私のブログ記事を読んで下さる方は、今や、1日当たり平均で500人を超えている。
ブログ記事を書く目的の一つは、私の考え方や見解を人に伝えたいからである。それは、私の知的欲求だ。
世の中の人がブログ記事を読んでくれること。たまにコメントを寄せてくれること。それを自分が読み、考え、またブログ記事を書くこと。これら一連のことは、私が社会と関わりを持つ貴重な過程の一つである。
書いたブログ記事にコメントを頂戴するとき、その99%は前向きの評価である。書き手としては、これほど嬉しいことはない。
前向きのコメントの中には、通常であれば私が知ること能わない情報を教えて下さるものがある。これほどありがたいことはない。
2014年6月19日付けで、高橋大輔選手・「逸材」と題するブログ記事を書いて投稿した。その中に次のような記述がある。
高橋大輔選手は、世界フィギュアスケート界の革命的存在である。
革命的存在であるのは、高橋選手が彼以前の世界フィギュアスケートそのものを変えてしまったからである。しかも、男子フィギュアのみならず、女子フィギュアも含めて変えてしまった。
高橋選手が世界に対して実現して観せたのは、ジャンプで切れ味鋭い4回転等とステップ及びスピンで世界一の芸術性との融合である。これは、世界一美しいフィギュアスケートだ。
世界一美しいフィギュアスケートを創り上げた選手は、高橋大輔選手の前には、男女を通じて誰もいない。
2006年トリノ五輪女子金メダルの荒川静香選手は、3回転等のジャンプはあるものの、切れ味鋭くはなく、世界トップの芸術性もない。それでも、金メダルを獲れた。出場選手の顔ぶれなど、運が良かったからである。運も実力のうちだ。
そして、男では、2006年トリノ五輪男子金メダルのロシアのプルシェンコ選手。プルシェンコ選手は、確かに、豪快な4回転等のジャンプは持っている。しかし、ステップ及びスピンでの芸術性は劣る。
2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得したとき、プルシェンコ選手は、銅メダル獲得の高橋大輔選手の世界一美しいフィギュアスケートを目の当たりにし、言いようのない大きな脅威を感じた。
その証拠に、それから後、ソチ五輪後まで、プルシェンコ選手は、羽生結弦選手と浅田真央選手の演技は褒めたが、高橋大輔選手については言及していない(私の記憶では)。
人間、最大の脅威を抱く相手については、言及できないものだ。
なぜか。それは、人間とはそういうものであり、人生とはそういうものだからである。
このブログ記事に対し、ありがたくもありがたいコメントをして下さり、私の力では知ること能わない情報を教えて下さった方がいる。以下、その情報に基づき、書かせていただく。
高橋大輔選手は、単にフィギュアスケートの技に優れたスケーターではない。高橋選手の凄いところは、世界中から愛されているフィギュアスケーターであることだ。
そして、高橋選手を絶賛している、世界各国のフィギュアスケーターのみならず、フィギュア解説者は、世界中にたくさんいることだ。
高橋選手のフィギュアを取り巻く現実世界は、とてつもなく広く大きい。世界中で、世界59か国に放送されているユーロスポーツの解説者やカナダ、アメリカをはじめとする欧米の解説者たちが日常的に高橋選手を絶賛してくれるのだ。
なんと素晴らしいことだろう。なんと痛快なことだろう。
そして、話は、核心部分に入っていく。プルシェンコの真実が明らかになる。
プルシェンコ選手も高橋大輔選手を意識している。それは、なぜか。その理由は、アメリカやカナダのフィギュア解説者が指摘していることだが、プルシェンコは、4回転等のジャンプと腕の振り回しだけで、芸術性が欠如しているのだ。
確かに、プルシェンコの4回転ジャンプは、身体が大きいこともあって、力強く、ダイナミックで、豪快だ。4回転ジャンプを飛び、着地する瞬間は、ドスン、ドスンという音が聴こえる。
これに対し、高橋大輔選手の4回転ジャンプを形容すれば、まさに、切れ味鋭い、だ。彼が4回転ジャンプを飛び、着地する瞬間、刀で切る時のシャーッ、という音が聴こえる。
4回転ジャンプだけを見れば、プルシェンコのドスン、ドスンと高橋選手の刀で切る時のシャーッとは、いい勝負だ。しかし、ステップ及びスピンでの芸術性では、プルシェンコは、高橋大輔選手の敵でない。
だから、プルシェンコ選手のアレクセイ・ミーシンコーチが日本に来た時は、高橋選手の演技だけはきちんとカメラに収めていくのだ。あのいかめしい顔つきのご老体は、高橋選手の素晴らしさを当然ながら分かっているのである。
また、高橋選手の振り付けをしているカメレンゴさんと宮本賢二さんに振り付けを依頼したが、効果はあまりなかったようだ。 そりゃ、そうだよね。プルシェンコに高橋選手の芸術性を求めるのは、無理だもの。
今回、私に貴重のうえにも貴重なことを教えて下さった方曰く。
高橋大輔、ステファン・ランビエール、ジェフリー・バトルが手を組んでフィギュアスケートの芸術性を拡げてくれることを夢見ています。
日本のマスコミは、フィギュアスケートとスピードスケートを同じ視点で見ているので、高橋選手の素晴らしさをあまり報道してくれませんが、このような選手は、もう二度と現れません。これから彼がやろうとすることを大事に見守ってあげるべきです。
乙女であろうと元乙女であろうと男性であろうと、いいものはいいのです。いいものは万人の心をつかみます。
それにしても、津軽のシニアブロガーは、感心するばかりである。真の高橋大輔選手の大ファンは、かくも的確に高橋選手のことを捉えていらっしゃる。
そして、津軽のシニアブロガーは、自分のブログ記事にご賛同いただいたことが何よりも嬉しい。
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