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浸透桝・合併浄化槽 

2014年08月03日 外部ブログ記事
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我が家では、あの北軽井沢マラソンの直後から思わぬ事件が起こった。
プリンスランドで生活していると、管理費を支払わなければならないが、除雪や浄化槽の点検など適切な管理がなされ安心して生活できる。この度は浄化槽の保守点検で、地下浸透の不良が発見され、すでに浄化槽内部への逆流が起こっているという指摘を受けた。
私の住む家の浄化槽は単独浄化槽で、水洗トイレの汚水のみを処理している。台所、風呂、洗面所、洗濯機などからの排水はそのまま浸透桝に入り処理されていた。
 
平成13年4月から浄化槽法が改正され、法律上では、合併浄化槽のみが「浄化槽」として位置づけされ、トイレの汚水のみを処理する単独浄化槽は、原則として設置できなくなっている。いずれは合併浄化槽にしなければならないことは知っていたが、浸透桝が詰まってしまい、浸透しなくなるということが起こるとは、わかっていなかった。ここでの生活は、公共下水道が整備されていないので排水が地下浸透に頼らざるを得ない。それなので合併浄化槽にして、きれいな水にして放流しなければ浸透桝も目詰まりしやすいことは明らかなのだが、ことが起こらないと現実には感覚的に理解しにくいところだ。
 
合併処理浄化槽は、トイレの汚水だけでなく、台所や風呂などの生活雑排水も一緒に処理し、BOD除去率90%以上、放流水のBOD濃度20mg/L以下になるという。
BODとはBiochemical Oxygen Demandの略称で、河川水や工場排水中の汚染物質(有機物)が微生物によって無機化あるいはガス化されるときに必要とされる酸素量のこと。
単位は一般的にmg/Lで表す。この数値が大きくなれば水質が汚濁していることを意味する。
 
生活排水の一人一日当たりの汚濁物質量(BOD量)は40gと言われているが、そのうちトイレからの汚れが13g、台所・風呂・洗濯など生活雑排水の汚れが27gだ。
単独浄化槽はトイレの汚水だけを処理する浄化槽で、生活雑排水は未処理のまま放流されてしまう。単独浄化槽の性能はBOD除去率65%なので、トイレの汚れが13gから5gに減るが、生活雑排水の汚れはそのままなので27g、合わせると32gにもなってしまう。40gが32gにしか減らないので、実質的なBOD除去率はたったの20%ということになるが、合併浄化槽の性能は除去率90%となり36gが除去され汚れは4gとなる。合併浄化槽にするとトイレだけでなく生活雑排水も汚れのないきれいな水となって放流されることは明らかな事実に違いない。
 
私は、とにかくひとまずこの浸透桝を改善できないかと考え、桝の水を汲み出し最下部の排水パイプを探り出した。深さ約80センチのところに排水パイプを発見し、そのパイプの方向に土を掘り始めた。そのパイプの最先端を発見するまで掘り続けなければならないが、少しずつスコップで掘るという作業は実に困難だった。二日がかりで私はその場所まで到達したが、その場所をさらに深く掘ることはできなかった。なぜならそれ以上深く掘ると水が湧きでてくるのだ。素人の戦いはこれまでと私はあきらめて、管理事務所の所長に相談し、合併浄化槽を設置し浸透桝を新しくすることを決断した。・・・つづく
 
 

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