青いお空の下で

新緑を臨む風 

2014年05月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:創作詩

町並みはいにしえの趣をわずかに残し
大空にたなびく鯉が 今を生きる人を思わせる。

人が通らぬ静かな道を城に向かって歩く
目の前に広がる石垣が 僕に面と向かって迫ってくる。

石段を上りきると鮮やかな新緑が目に飛び込み
先にいった君が笑顔で僕を振り返る。


緑の木々の間から 差す光がまぶしいからと
帽子を深くかぶった君を

やっと追いついた僕がのぞきこむ。



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