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平成の虚無僧一路の日記

「横山横山」氏の尺八 

2014年04月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「エンカ尺八の横山横山」氏が名古屋に来られた。
「よこやまおうざん」と読みます。門下生は皆「号」を姓と
同じにつけるそうな。私なら「牧原牧原」で「まきはら ボクゲン」。
「山本」さんなら「山本山本(やまもと さんぼん」。
ま、とにかくユニークな方。黒ズボン、黒シャツに真っ赤なネクタイ。
黒い口ひげは“髭ダンスのおじさん”そっくり。

「塩ビ(エンカビニール)管」の尺八を作るので「エンカ尺八」。
もちろん「演歌」と掛けている。「演歌」数百曲のカラオケを
作り、それをバックに「演歌」を吹く。エンターテイナーだ。

「竹でも作ります」と、“本物の竹尺八”も見せてもらった。
1尺6寸、7寸、8寸、9寸と、どれも全く同じ感触。これは
意外であり不思議な感触だった。

普通、尺八は太さ まちまち、それぞれクセがあって、
出にくい音もあり、音味も違うのだが、横山氏の尺八は、
内径が「真円」。コンピュータで0.1mmの誤差も無く、
完璧に作るので、どれもが 全く同じ感覚で吹ける。

中の漆も中国産ではなく10倍も高い国産漆。「輪島塗」の
ようなシットリとした仕上げ。それによって、各音がバランスよく、
高い音も実によく抜ける。ピアニシモからホルテシモまで
自由に吹きこなせる。その巾が大きい。


とうとう出てきましたね。“完璧なコンピュータ尺八”。
時代とともに、製管技術も向上し、素人の尺八家でも、
レベルは数段アップする。

プロともなれば、あとは楽器次第。楽器の性能が演奏を
左右する。すばらしい!

“気になるお値段は?”、聞いてびっくり!玉手箱。
150万円・・・・・の価値はあるが、その10分の1。

4月26日(土)は岡崎で「岸本寿男」氏のライブ。
「岸本」氏は、すべて「横山横山(おうざん)」の尺八を
使用しているそうな。どうりで上手いはずじゃ。尺八のイメージが
変わる。聞いてみてちょ。

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