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平成の虚無僧一路の日記

「売れるもの」を創ろうとするな 

2014年03月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



平櫛 田中(ひらくしでんちゅう)。明治5(1872)− 昭和54(1979)年
高村光雲、荻原碌山、朝倉文夫などと並び、日本を代表する
彫刻家。代表作は国立劇場にある「鏡獅子」。

昭和37(1962)年、文化勲章を授章され、皇居での伝達式の日、
天皇陛下から「あなたが一番苦心されたことは、どんなことですか」と、
尋ねられ、田中は「それは、おまんまを食べることでした」と
答えたとか。

明治の初め、仏教が下火になり、仏像彫刻で暮らしをたてることは
大変だった。

どのようなモノを作れば売れるのか、悩んでいる時、岡倉天心の言葉、
「売れそうなモノを作ろうとするから、売れない。売れないものを
作りなさい。そうすれば、必ず売れます」を耳にする。

その言葉を聞いて、田中は「ただ一心に、自分が作りたいものを作る」
ことに専念した。

六代目「尾上菊五郎」をモデルにした「鏡獅子」は20年の歳月を
かけて完成させた。その時には、もう、菊五郎は故人となっていた。

この「鏡獅子」の像は、国立劇場が2億円で買いたいと言ってきたが、
平櫛田中は「これは尾上菊五郎と二人で作り上げたもの。私だけが
金を受け取るわけにはいかない」と、寄贈してしまった。

100歳の時、30年分の彫刻用木材を購入して話題になった。

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