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平成の虚無僧一路の日記

Do You Kow(能)? 

2014年02月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



日経新聞2/18文化欄「Doyou能?世界に発信」

いや驚きました。観世流シテ方の「梅若猶彦」師の妻は
外国人。それもレバノンの内戦から逃れて日本に来た
難民? その名も「梅若マドレーヌ」さん。“おかしな”
じゃない“お菓子”の名前のようなステキな美人。

1958年ベイルート生まれ。姉が日本人の駐在銀行員と
結婚していたため、17歳の時、姉を頼って日本へ。
神戸のインターナショナルスクールに入学。その時、
同級生だったのが「梅若猶彦」。彼もまた、日本の
伝統的な家柄に生まれながら、14歳で父を亡くし、
母親の方針で、インターナショナルスクールに入れられた。
日本人第一号。

歌舞伎界で初めて慶応に入り大学まで出た「猿之助」と
境遇が似ている。

でも高校では「梅若」氏とは特別親しくなるわけでは
なかった。その後、イギリス、アメリカの大学、大学院に
進み、再び来日して「大阪大学大学院」にはいってから
「梅若」氏と再会。交際を始めて1983年に結婚。

能の世界で前代未聞の国際結婚。能楽師の妻として、
最初は大変だったようだ。一部の能楽師とその婦人から
とやかく言われることもあったが、夫は「うちの問題
だから」と言って、とりあわなかったというからエライ。

それでもマドレーヌさんは、自発的に着物を着たり、
しきたりを学んでいたが、次第に「自分が能楽師の
妻としてできることは、着物を着たり、日本語を話す
ことではないのではないか」と考えるようになった。

そこで「能の魅力を世界に発信すること」と思い。
在日大使館を通して外国人を招待する催しを始めた。

そしてローマ法王ヨハネ・パウロ2世の前で「創作能・
イエズスの洗礼」を演じたり、ニューヨークでも
9.11の一ヵ月後に公演・・・・。ニューヨーク市長から
「芸術は屈してはいけない」とのメッセージをいただいた
とか。

いやはや 知らぬは 日本人ばかりなり。
そう尺八界でも「琴古流」の名門「荒木派」の「五世
荒木古童(達也)」氏は慶応の先輩。慶応を卒業して、
アメリカ・ウェスリニアン大学の尺八教授となった。
日本の芸大でも「尺八科」は無かった時代。アメリカには
大学に「尺八科」があったのだ。そして「達也氏」は
アメリカ人の女性と結婚。その息子が「六世古童」を
襲名。国籍は「アメリカ人」でござるよ。

知らぬは日本人ばかりなり。

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