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男はつらいよ 寅次郎純情詩集 

2014年02月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日は朝からの雪で、名古屋でも積雪7cm。
足元にお気を付けて下さい。

今日の映画紹介は「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」。
旅先から帰ってきた寅次郎の前に、
美しい母と娘が現れた!「男はつらいよ」シリーズ第18作!
BSジャパンで2月15日(土)の18:54から放送されます。

ふらりと戻って来た寅さんは、
さくらの息子・満男の小学校の
担任教師、雅子先生(檀ふみ)と知り合う。
家庭訪問に来た雅子を相手に
勝手にでしゃばる寅さんに博(前田吟)が怒り、、
皆が博の肩を持つので
いつものパターンで寅さんは飛び出ていく。

旅先の長野県上田市の別所温泉で、
馴染みの坂東鶴八郎(吉田義男)一座と出会い、
いつものように調子に乗って大盤振る舞いして、
無銭飲食で警察ホテルのご厄介となる寅さん。

さくらがお金を持って迎えに来て
猛反省をしてまともな人間になろうと決意するのだが。

とらやに戻った寅さん、
店先で雅子先生と、
長い病院生活を終えて退院した
彼女の母親・柳生綾(京マチ子)と出会って、
寅さんやさくらの子供時代を知っている
綾の家を頻繁に訪れるようになる。

”自分の手で一銭も稼いだことがない”と
いう浮世離れした綾は、
寅さんの自由奔放さに惹かれていくのだった。

だが、綾が余命僅かであると知った寅さんに
綾は語りかける。

綾:「人間は…、なぜ死ぬんでしょうね…」

寅:「う〜ん、そうねえ…、
  まァ、なんて言うかな、
  まァ、結局ぅ…あれじゃないですかね…、
  あの、こゥ、人間が、いつまでも生きていると、
  あの〜、こゥ、丘の上がね、人間ばっかりに
  なっちゃうんで、うじゃうじゃうじゃうじゃ、
  面積が決まっているから、

  で、みんなでもって、こうやって、
  満員になって押しくら饅頭しているうちに、
  ほら足の置く場所もなくなっちゃって、
  で、隅っこにいるヤツが
  ”お前、どけよ!”なんてって言われると、

  まあ結局、そういうことに
  なってんじゃないですかね、昔から、
  ウン、
  まあ、深く考えない方が
  いいですよ〜、それ以上は」

綾:「フフフ」

綾:「ふふふ、 アハハハ、可笑しいわ、寅さんて
   ふふふ、アハハハ…」

本作は寅さんの悲恋物語ですね。
余命いくばくもない綾のために
一生懸命に尽くす寅さんに感動しました。
京マチ子さん、この時、御年は52歳ですが、
大女優だけあって美しいですね。

前半の旅芝居「不如帰」で名台詞の、
「人間は何故死ぬのでしょう?」が出て来て、
前述の会話につながるのですが、

我々の年代になると他人事ではないですね。
結局は寅さんの言うように、考えてもしょうがないので
”深く考えない方がいいですよ。”ですかね。

1976年(昭和51年)制作。



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純情詩集

yinanさん

光花さん、今晩は〜!
純情詩集の題名通りの寅さんの綾に対する気持ちが
良く出ていましたね。

人が人を想うことは大事です。
寅さん、まわりの迷惑を顧みずにまっしぐら。
彼の優しさが心に沁みます。

そうですね〜、
この映画でも何でもない柿の木が
懐かしく思えるのは不思議です。

2014/02/16 19:09:13

寅さんの名台詞・・

さん

綾さんの問いかけに対して、答える寅次郎の名(?)台詞、なかなか深いかも・・。^^

寅さんは、両親健在の頃、実家に帰ると父一緒に観ていました。

私は、昭和30年代の生まれですが、
昭和の時代背景のある映画や風景etc懐かしくて大好きです*!

2014/02/16 16:53:33

フーテンの寅さん

yinanさん

寅さんの仕事は露天商ですが、
今は見かけなくなりましたね。

昭和の良き時代を生きてきた私たちには
寅さんの映画は懐かしく楽しんで見る事が出来ます。

2014/02/14 17:35:22

今週も

さん

寅さんに会えるんですね。
若い寅さんはいいですよ。

2014/02/14 13:15:38

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