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ソチ五輪・「平平(ひらひら)コンビの銀銅メダル獲得、おめでとう!!」 

2014年02月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

 日本時間2月12日、午前2時半過ぎ、ジャンプ女子のノーマルヒルの1回目が始まる。テレビの実況中継の解説者は、あの原田雅彦さんだ。原田さん曰く。「いよいよ始まりますね。ドキドキしてきましたね」

 1回目の結果、高梨沙羅選手は、100mを飛び、124.1点で3位。1位は、ドイツのカリナ・フォクト選手が103mの126.8点。2位は、フランスのコリン・マテル選手が99.5mの125.7点だ。  

 3位の高梨選手と1位のフォクト選手との差は、わずか2.7点差。僅差の戦いだ。2回目に、高梨選手は確実に逆転してくれる。頑張れ、高梨選手!!

運命の2回目が始まる。

 途中、NHKの実況放送の画面に、ニュース速報が流れる。「スノーボード男子ハーフパイプで、日本のメダル獲得が確定!!」そりゃ、良かった。しかし、もちろん高梨選手はそれを知る由もない。

 高梨選手が飛ぶ。しかし、距離が伸びない。98.5m。あと二人を残して、2位。

 結果は、高梨選手は、4位。メダルに届かなかった。

これがオリンピックの厳しさ、難しさなのだろう。

 高梨選手一人にかかる日本国民全体からの金メダル獲得の期待。やはり、その重圧たるや、想像を絶するものだったのだろう。

だからこそ、そのプレッシャーをできるだけ緩和するためにも、ノーマルヒルの開始前に、日本選手のメダル獲得が実現済みでありたかった。

 そして、不運もあった。原田雅彦さんがその後の解説の中で曰く。「彼女は絶対言い訳しないと思うので、僕が言います。高梨選手の時だけ追い風が吹いてしまいました。2本とも」。

 画面に映る高梨選手の泣き顔が切ない。もちろん、誰よりも一番悔しいのは高梨選手だ。

 でも、高梨沙羅選手は、実によく頑張った。受け止めきれないだけの期待を受けながらの4位入賞。実に立派だ。まだ、17歳。これからも高梨選手に大声援を送りたい。


 津軽のシニアブロガーは、純粋でとてもかわいい高梨沙羅選手への応援になると、つい熱が入ってしまう。反省しきりである。

 その高梨選手が金メダル獲得へ向けて歯を食いしばっていたのと同時刻。スノーボード男子ハーフパイプの決勝も同時進行であった。そして、あとで分かったことだが、日本から出場の二人の若者は、いとも飄々(ひょうひょう)と決勝を戦った。

 高梨沙羅選手の戦いぶりは、日本の武士が戦うような、凛とした雰囲気がある。さすがは、オリンピックの舞台での戦いぶりだ。

 しかし、スノーボード男子の若者二人は、オリンピックの舞台なのか、どっか欧州の地方のスノーボード大会なのか、区別なんてないわいさ、てな感じの戦いぶりである。

 スノーボード大会を良い意味でのゲーム感覚で競い合うことを楽しんでいる、というような雰囲気なのだ。

 最初、ネットで男子HPとの表示を見た。男子のホームページって、なんだろうと思った。HPとは、ハーフパイプであり、スノーボードのハーフパイプ種目の男子という意味だ。ハーフパイプは、halfpipeで、pipe管をhalf半分にして設置した形状を指す。

 シニアにも大人気のジャンプ競技。シニアには馴染みが薄いスノーボード競技。常に騒がれ続けてきた高梨選手。若者たちは熱く注目してきたであろうが、全体的には、そうではないスノーボード男子の若者二人。

 同じく若き選手でも、様々な面で異なる環境下にある。そんな彼らの多様性がまたいい。津軽のシニアブロガーには、まぶしく観える。


 スノーボードの若者二人は、15歳の中学生、平野歩夢(ひらのあゆむ)選手が銀メダル、18歳の高校生、平岡卓(ひらおかたく)選手が銅メダルを獲得した。ソチ五輪で日本初のメダル獲得であり、スノーボードでは、歴史上初のメダル獲得である。

 この若者二人は、使用するボードの契約先が同じで、普段から仲が良く、互いの実力を知り尽くしている。決勝1回目で後れを取った平岡高校生は、2回目に、中学生を「抜く」と決意し、実行する。抜かれた平野中学生は、「巻き返されたら、抜き返す」と気合いを入れて再逆転。

 平野中学生「今までやってきたことをすべて出しきれた。大会も(ケガで)久々だったし、五輪も初めてで不安もあった」。
 平岡高校生「めっちゃ嬉しい。全然緊張していなかった。大会自体はいつもの大会と変わらなかった。楽しかった」。

 この平平(ひらひら)コンビは、あくまでも飄々(ひょうひょう)としている。

 彼らが銀メダルと銅メダルを決めた瞬間、黄色のウエアを着たスノーボードのコーチたちが歓喜の雄たけびを挙げる。そして、中学生と高校生を横にして、大の大人たちが抱き合い、泣きじゃくり始める。

 無理もない。1998年長野五輪でスノーボードが正式種目として採用されて以来、初のメダル獲得だもの。嗚呼、苦節16年!の快挙である。

平平(ひらひら)コンビの銀銅メダル獲得、おめでとう!!


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紗羅ちゃんには

さん

次がありますね!寝不足じゃないですか〜?
本当にうれしいですね。

2014/02/12 23:15:58

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