俳句爺の日記

懸想文売り(けそうぶみうり) 

2014年02月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:俳句

江戸時代 立て烏帽子に水干覆面などの扮装で梅の枝に文を吊るし艶書の体裁にした結び文を正月に売り歩いたという これを 懸想文売り という もちろん男性である(歳時記より)
この けそうぶみ売り が節分の日だけ 京都の須賀神社にあらわれる 懸想文はひとつ千円で買い求めるのであるが 一種のお守りで 良縁 を求める女性がひきもきらず買い求めている 文は源氏物語の主人公が恋人にあてるような内容で まさに 恋文 恋歌 である
懸想文売りは 覆面なので目許しかわからない
そのため 売り子は目元涼しき人である

今も使われる俳句新年の季語である

「懸想文売りに目じからありにけり」

「懸想文開けるときめき無しとせず」

 



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umiikadaさん

みのりさま
こんばんは
 懸想文売り 商売と言えども こんな行事が廃れることなく 続いているのは さすが 京都だと思いました
有難うございます。

2014/02/10 21:45:55

懸想文売り(けそうぶみうり) 

みのりさん

ukimadaさん

懸想文売り(けそうぶみうり) 

良縁にめぐりあえる女性がいっぱいなんですね


俳句も素晴らしいです。

2014/02/10 20:01:27

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