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たかが一人、されど一人

度胸 

2014年01月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日は大寒、寒いわけだ。この冬は雪が未だ殆ど降っていないが、体感的には結構寒い。今朝接骨院の先生に聞くと、全国的に積雪が少ないようですとのこと。降雪と寒さは別の問題かもしれぬ。寒さは着衣の品質が格段に向上しているので何とか凌げるが、降雪による交通障害は個人ではどうにもならない。成人式やセンター試験に降雪が無かったことは若い人にとって幸いだったはずだ。それで思い出したが、センター試験なるもの。共通1次試験が無かった時代に、大学に滑り込むことが出来たことを今更ながら喜びたい。少し生まれるのが遅れて、この試験制度が確立されていたら人生は大幅に違っていたろう。試験内容は新聞に毎年公開されるが、見る気も起きない。国語や英語の試験で、あのような長文を読むだけでも大変だと思う。センター試験受験者は減っているそうだが、それでも60万人近くの生徒が受験しているとのこと。現代の高校生は我々世代に比べ、少なくとも(本当は多方面だろうが)学力面では優っていると言えるのではないか。記憶の限りでは、高校までの試験は解答記入欄を含め、殆どわら半紙1枚、多くても2枚で終わっていた。大学入試も似たようなもので、印象に残っているのが数学。幾何を選択したが、確か全部で3問、質問はそれぞれ1行か2行だったので白紙に近い答案を出した。多分零点だっただろう。土曜日の夕刊を見てそんな会話をしたせいか、夜中に試験用紙にどうしても名前を書くことが出来ない悪い夢を見てしまった。試験から解放された毎日であるのにこんな夢を見るとは、試験が酷いコンプレックスの原因だったに違いない。改めて己の小心さには笑ってしまう他ない。人生には好むと好まざるは関係なく、試験のようなものをくぐらなくてはならぬことは誰にもあるのだろう。根っからのものぐさに加えて、他人との競争に勝った験しがないので、極力これを避けてきた。自分は挑戦が苦手なのだが、最近スポーツ界で活躍する若い人を見て感心するのが、彼らの積極的姿勢であり、何事にも物怖じしない精神力(度胸の良さ)だ。むしろ「観客の皆さんから力を貰う」が当たり前で、見物人が多い方が実力以上の力を発揮できたりするみたいでもある。これには驚くのだが、婆さんに言わせると、若い人たちのこの傾向はスポーツ界に留まらず、芸能界であれ、真面目な青年達でも共通のようである。才能のある人間が、自分の力を信じて常に堂々たる姿勢を示せるのは実に結構なことだ。しかし自己の才能を勘違いすると、こんな発言となる。「日本をずっと覆っていたあの厚く黒い雲を、私たちは間違いなく吹き飛ばすことができたんです。」昨日の党大会で安倍総理は身ぶり手ぶりで経済再生の成果を誇った。厚い雲が覆い始めているのは今ではないか。同じ昨日、スキージャンプで前人未到17勝目を挙げた17歳の高梨沙羅選手のコメントを上げる。「難しいコンディションでの試合でした。でも寒い中、応援してくれた皆さんの中でいいジャンプを見せられて結果も出せて良かったと思います。(通算17勝の)記録については特に考えていません。もっともっとレベルアップできるように頑ります。」どちらが胸にすとんと落ちるかは言うまでもない。

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