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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

御殿場で「折り畳みバケツ」を買うか買わないかの顛末 

2013年12月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:国内旅行・ウォーキング

12月4日の朝、天井の高い部屋での快適な目覚め。
宿側の配慮で、明治期の格調高い広々とした部屋を提供いただけたのはうれしい限りです。

朝食は、憧れのメインダイニングへ。
(ディナーも食べたいところですが、お高いので・・・)

豪華な折上格天井の一間一間には、四季折々の花が描かれ、鳥などの彫刻を施した梁も豪勢そのもの。
建築当初の煌びやかさを想像するだけでも溜め息が出てきます。

前回宿泊した際には、Sさんが、ハム、ソーセージ、ベーコンのうちから一種類を選ぶべきところ、
「私は、ハムとソーセージ。」
と注文し、二種類の味を堪能されていました。

今回は、四人とも、このSさん方式で朝食を楽しもうと考えたのは言うまでもありません。

そこで、私が、
「そういう選び方をしていいでしょうか。」
とおずおず聞いたのが大失敗。
「いずれかお一つをお選びください。」
と、キッパリとしたご返答をいただいてしまいました。

イギリス紳士も裸足で逃げ出す風格が漂うSさんに、代表してオーダーしていただくべきでした。
Sさんの威風堂々たる注文に、サービスをしてくれる方も、
「あれ、本場では、それが当たり前なのかな。勉強になるなあ。」
と勘違いしてくれたに違いありません。

でも、今回は、「おどおどkoyampi」が早々と敗北してしまったので、如何ともしがたく、Sさんご夫婦は、共にソーセージ、私もソーセージ、妻だけがハムを選択しました。

私と妻がハム一枚とソーセージ一本を交換したのを横目で見ていたSさん、奥様と同じソーセージを選択したのをいたく後悔されているように見受けられました。
ソーセージとソーセージを交換しても、意味ありませんものね。

私の「おたおた」のために、実に申し訳のない展開となってしまったなあ、そう思いながらも、私と妻は、ハムとソーセージ、二つの味を堪能してしまいました。
(これからは、koyampi家方式が正解かも。)

朝食を食べながら、お昼と、その後のデザートの相談をするところが、この四人のすごい所です。

お昼は御殿場まで戻り、アウトレット内の寿司屋さんでいただきました。

私と妻は、アウトレットなる所、初体験です。
駐車場までの距離と、駐車場の大きさ、それをさらに上回る売り場の広さにびっくり仰天。

寿司屋さんは、すでに長蛇の列。
それでも回転が速いので(何せ、回転寿司ですからね。)、意外に早く席に着くことができました。
沼津直送の魚介類は、新鮮で、かつネタが大きい!

隣に座った家族連れのおちびさんが、私のことを気に入ったのか、ずうっと視線を合わせ、ニコニコ。
こちらもニコニコ。
楽しいひと時でした。

食後は、それぞれ、好きな店を覗くことになりましたが、カメラ屋さんがないので、私は特に興味なし。
妻は、サムソナイトのキャリーバッグを買いそうになりましたが、ぐぐっと踏みとどまり、結局、千円ちょっとの「折り畳みバケツ」を購入しただけでした。

落ち合った後、Sさんが、なぜか妻の買った「折り畳みバケツ」に興味を抱いたようでした。

さて、最後の目的地は、これも御殿場市内にある「とらや工房」、羊羹で有名なあの「とらや」です。

ここで、和菓子を食しながら、今回最後のおしゃべり。
一口サイズの上品な和菓子、とってもおいしかったぁ。

サルトリイバラの実も鮮やかだった「とらや工房」、この工房と同敷地内にある「東山旧岸邸」も見学してきました。

岸伸介さんが晩年を過ごした大きな邸宅で、岸さんが愛用した椅子にも座ることができました。その椅子からの庭の眺めは抜群で、庭には、二匹の犬が放し飼いになっていたそうです。
うちのコロが聞いたら羨ましがっただろうなあ。

駐車場に戻り、Sさんご夫婦とはお別れです。
「さようなら、お元気で。また、ご一緒に旅行しましょう。」

Sさんは、もう一度アウトレットに戻り、「折り畳みバケツ」を買うんだそうです。
えっ、バケツ一つを買うだけが目的でアウトレットに舞い戻るのぉ???

私たちは、かまぼこ屋さんに寄り、お土産を購入することに。
かまぼこ屋さんの駐車場に車を停めて、店に向かおうとした瞬間、隣にSさんご夫婦の車が。

多分、車の中で、
S夫人;
「これから寒くなり水も凍ってしまうでしょ。今、なぜバケツが必要なの?」
S旦那;
「koyampi夫人の買った『折り畳みバケツ』を見て、衝動的に欲しくなったけれど、う〜ん、そう言われてみれば、そうだよなあ。特注品でもなし、今日買わなくてもいいかもね。」
というやりとりがあったものと思われます。

ということで、かまぼこ屋さんでも別れのあいさつを交わした四人なのでした。

     ※ ※ ※ ※ ※

写真は、元首相の岸信介氏が、庭を眺めながら『国盗り物語』を愛読したとされる椅子。
ガラス戸、網戸、雨戸は、すべて戸袋に納まる構造になっています。

もう一枚は、何日か前の再掲。
とらや工房敷地内に実ったいたサルトリイバラ(山帰来)。



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アウトレット

koyampi58さん

喜美さん、コメントありがとうございます。

私の家では、ブランド志向ゼロなので、
アウトレットは、これまで行き先の
対象外でした。

行ってみても、これといって買いたいものも
なく、まさに「場違いな感じ」。

アウトレットでバケツだけ買う人も珍しい
ことでしょう。

私の場合、カメラでもあれば、買わなくても
楽しめるかも知れませんが、アウトレットに
カメラ売り場なんてあるのでしょうか。

2013/12/08 19:49:06

アウトレット

喜美さん

買い物がないのに行くのは何していいやら広くて
時間長すぎますね
私も子供たちと行きましたけれど
子供たちは色々のお店で買い物が安いと
大喜びででした
食べるところも込み合って
如何も場違いと感じました

2013/12/08 14:11:34

ハムとソーセージ

koyampi58さん

チワワさん、コメントありがとうございます。

この宿では、ハム、ソーセージまたはベーコンを
卵料理の突合せとしてくれるのです。

すべて二枚ないし二個付いてきます。
二人で行った場合、別のものを注文して交換が
(お行儀は悪いのでしょうが)正解かも。

ベーコンも食べたかったなあ(コレコレ)。

2013/12/08 08:31:27

豪勢な邸宅

koyampi58さん

さつきさん、コメントありがとうございます。

岸邸は、大豪邸でした。
気鋭の建築家が当時としては最先端の素材を活用し、
造り上げたものだそうです。

今なら、天井に塩化ビニールは使わないでしょうが、
当時はおしゃれだったんでしょうね。

アルミサッシは、頑丈そのものでした。

2013/12/08 08:28:37

おちびちゃん

koyampi58さん

風香さん、コメントありがとうございます。

実に楽しい二日間でした。

おちびちゃん、私が同類だと思ったのでしょう。
ばぶばぶ。

2013/12/08 08:25:31

なる程!

さん

奥様がハムでコヤンピさんがソーセージで交換するとは 息がぴったりですね!!
それとも あとから頼むコヤンピさんの作戦勝ちでしょうか〜 ♪
折りたたみ椅子が気になります。

2013/12/07 23:33:00

こんばんわ〜

さつきさん

家族連れにめをひかれましたね。

素敵な所へお出かけでしたね
写真は東山旧岸邸へ見学されてきましたか。

よい経験なり楽しまれたようですね。

2013/12/07 23:32:32

ドラマチック

さん

始まりも終わりもドラマになりそうです。
家族連れのおちびさん・・子供は正直で自分の感性に従うものです。
おちびちゃんに認められたのですね(*^_^*)

2013/12/07 22:53:51

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