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平成の虚無僧一路の日記

名古屋能楽堂の鏡松 

2010年09月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



名古屋市の施設。公の能舞台としては 660席で最大のもの。

その鏡板の松の絵だが、当初、愛知県が誇る画家「杉本健吉」
に依頼したところ、杉本画伯はなんと「老松」ではなく「若い
芽を葺いたばかりの若松の絵」を描いた。

これに、能関係者は異議を唱え、松野秀世に「老松」を描か
せた。市としては双方を立てて、1年ごとに「老松」と「若松」
を張り替えることで決着した。

決着をみるまでの関係者の苦労は大変だったことだろう。
80歳を超える杉本健吉の言い分は「伝統に決まったものは
ない」と。その言葉には、私は、大いに賛成だが、いざ能を
観賞するとなると、能にはやはり「老松」が似合う。「若松」
では物足りないと思う私は、やはり伝統に縛られているの
だろうか。

さて、その能楽堂だが、市の財政赤字解消のためか、最近
何にでも貸すようになった。結婚式、ファッションショー、
講演会、詩吟、剣舞、琴や尺八のおさらい会、現代舞踊など。

中には、「何も能楽堂でやらなくとも」と思えるものもある。
わざわざ鏡板の前に屏風や布を張って、松の絵を見せない
ようにしているものもあるのだ。それなら、普通の劇場ホール
でやればいい。

やはり能舞台には能舞台を活かした演出がふさわしいと思う。
その価値観の差がまちまち。その巾の中で悩むのだ。


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