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「なぜブログを書くのか」 

2013年11月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

 世の中にあまたあるブログなるものを見ていて、ふと考えることがある。それは、人はなぜブログを書くのかということである。

 ネットによれば、ブログとは、継続して更新される日記形式のウェブサイト(ホームページ)の総称とあるから、まあ昔からある日記の一種ということだろう。
 しかし、昔からの日記と大きく異なる点は、ブログは公開が前提であることだ。公開が前提とは、人に読んでもらうことを意味する。

 Aさんのブログは、「スポーツについて考える」のがテーマである。その時々のスポーツ、例えば、楽天と巨人の日本シリーズの最終決戦について、豊富な知識や経験に裏打ちされた鋭い考察を展開される。
 テーマは、スポーツ全般についてであり、プロ野球、高校野球、アメリカ大リーグ、大相撲、体操、ゴルフ、サッカー、陸上競技、マラソン、オリンピック、競馬等々、枚挙にいとまがない。
 毎回、読んでいて、為になるし、楽しい。この次は、どんなことを書かれるのだろうと楽しみにしている。

 Aさんが書かれるのは、スポーツについてであり、ご自身の身の上話等の個人的なことは一切書かれないから、Aさんは、おそらく男で五十代過ぎの方だろうぐらいしか分からない。

 Aさんは、いつもどのような気持ちでブログと向き合っているのかは分からないが、おそらく拍手やコメントの内容、アクセス分析等をよすがとされているのだろう。
 ブログ記事の書きぶりを見れば、張り切っておられるのが分かる。

 Aさんの場合とは逆に、分からないのは本名と顔くらいで、それ以外は、本当かどうかは別として、年齢、家族構成、趣味などかなりの部分が分かる人もいる。この人を仮にBさんと呼ぶ。
Bさんは、ブログで身の上話などもされるから、どんな境遇で、どんな人生を歩んでこられたのか、大体は分かる。その時々の感情や気分についても書かれている。
 
 Bさんのスタイルは、昔からの日記そのものをウェブ上に公開しているようなものだ。
 だから、Bさんのブログへの向き合い方は、その日その日のブログ記事で分かる。拍手やコメントの内容が励みになっている様子が手に取るように分かる。

 ここ数年で加速度的に拡大しているインターネット世界で、ブログの効用は、ブログの書き手にとって、ブログの読み手の存在が励みになるということだ。極端な言い方をすれば、生きる気力にもなるということかも知れない。


 私は、今年の6月26日に、「99歳の最高賞受賞者」と題して初めてブログ記事を書いた。 


 それは、文挟(ふばさみ)夫佐恵さんが史上最年長の99歳で俳句界最高の栄誉と言われる蛇笏賞を受賞したことについて書いたものである。
 

 何の分野でも、あるいは何かの大会でも、規模が全国レベルであるか、同好会レベルであるか、といった様々な要素のいかんを問わず、最高賞を受賞することは、なかなかできるものでない。それゆえ、最高賞の受賞は、価値がある。
 

 文挟夫佐恵さんが受賞したのは、俳句界最高の栄誉と言われる蛇笏賞である。それは、俳句のオリンピック大会があるとしたら、そこで金メダルを獲ったようなものだろう。
 そして、文挟夫佐恵さんが99歳であることが大変なことだ。オリンピック大会といえば、バリバリの若者が出場し、覇を競う場だ。そうした若者に混じって99歳の選手が金メダルを獲ったようなものだ。
 それと、文挟夫佐恵さんが99歳になるまで句作に精進を続けてこられたことが驚きだ。おそらく、90年近くも営々と続けてこられたのだろう。

 
 これらは、私にとって大きなカルチャーショックであった。

 そのショックの反作用で、ブログ記事を書くようになり、今に続いている。早いもので、ブログ開設から5か月以上が経過し、書いたブログ記事は、150件を越えた。

 ブログ開設に当たっては、周りにあるブログを見てみた。巷には、数多くのブログがあふれ、テーマも、書き方のスタイルも、様々である。人の数だけ、意見があり、物事の感じ方や表現の仕方も違うということであろう。

 ブログを始めたのは、何かしら文章を綴ってみたいと思ったからである。99歳の文挟夫佐恵さんの句作に触発されはしたが、自分では俳句を作ったことがないから、俳句というわけにはいかない。しかし、文章を綴ることなら、できそうな気がした。

 とは言っても、文章を綴るのは簡単にはいかない。

 そこで、ネットで調べた。ネット世界は、実に便利だ。分からないことがあっても、何でも、瞬時に、幅広く教えてくれる。

 ネットは瞬時に教えてくれはするが、その中身は、様々であり、そこから取捨選択をし、熟読玩味をしなければならない。そして、自分で納得できる答えは、自分でまとめ上げなければならない。
 手間はかかるが、その過程が楽しい。おおげさに言えば、それは知的作業だからである。

 そうやって自分なりにまとめ上げた文章作法にしたがって、日々、試行錯誤を重ねながら、ブログ記事を書いてきている。これも私にとっては知的作業であり、言わば文章修業である。


 シニアナビでは、シニアナビのブログに外部ブログ記事をアップしている人が圧倒的に多い。ところが、私は逆で、シニアナビのブログ記事を外部ブログにアップしている。

 シニアナビは、シニアだけのエリアだが、外部ブログは、老若男女を問わずの随分と広いエリアだ。

 シニアナビのブログでも、ログイン訪問者数とログイン訪問者数を含む合計訪問者数が分かる。ただし、合計訪問者数は、どのようなカウントの仕方がされているのかが分からない。ログイン訪問者数以外の訪問者数が実態的に正確なものかどうか前々から疑問に思っている。

 これに対し、外部ブログでは、訪問者のアクセス状況をはじめ、読み手の存在の推移等の詳細が分析される。どこの都道府県から来て、いつの時間帯に来て、リピーターなのかどうかなど、種々の指標での分析がなされる。

 
 シニアナビのブログと外部ブログとでは、読み手の存在の推移等はかなり異なるが、いずれにしても、私は、シニアナビのブログではログイン訪問者の方々、外部ブログでは幅広き訪問者の方々の存在に励まされ、今日も文章修業にいそしんでいる。

 この場をお借りして、深甚なる感謝の意を表する次第である。

 


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