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たかが一人、されど一人
中学時代の恩師
2013年11月11日
テーマ:テーマ無し
一昨日の土曜日から日曜日にかけて、信州戸倉上山田温泉の旅館で中学の同級会があり出席してきた。48名のクラスメイトで出席者が16名、鬼籍に入られた方も7名いらっしゃるとのこと。半世紀以上振りで顔を合わせた友人もいたが、全員何処かに当時の面影が残っている。小生なんかもそうらしいが、確かに一寸見の第一印象が変わっている友人もいるが、人間の本性と言うか地金と言ったものはそう簡単に抜けぬものだ。たちまち童心に帰り、思い出は一晩語り合っても尽きなかった。特に嬉しかったのが担任と副担任の2先生にご出席頂けたこと。担任のT先生は大正13年のお生まれ、昭和と年齢が同じとのことで89歳、副担任のK先生は大正11年のお生まれの92歳で、既に誕生日を過ぎていらっしゃるとのことだから93歳目に入っておられることになる。お二方とも矍鑠たるもので、背広にネクタイの正装をしてこられたのに、不出来な生徒側は誰一人としてネクタイ姿が居なかった。こちらはセーター姿で礼を欠くこと甚だしい。これもまたご教導いただいた当時の姿に変わるところがなかった。20歳も若いくせに生徒側は極めて意気地がない。酒を録に飲めなくなっている手合いが多い。小生も本当はそうなのだが、何と言ってもガキ大将の面目を保つために注しつ注されつ強か飲んでしまった。従って会話の口調も当時のまま、酒がが入ったので余計ぞんざいになっていたかも知らぬ。それでもやはり先生には敵わない。7年ぶりに開かれた同級会も次回はいつになるか分からない。先生からは次回に出席できるかどうか分からない趣旨のご発言もあったが、生徒の方が余程その可能性が高く感じられてしまった。伺うとK先生は師範学校を2年半で繰り上げ卒業されて土浦の海軍に、T先生は3年生に進級と決まったところで徴兵延期が打ち切られて金沢の陸軍に配属されたとのこと。T先生の場合は約半年で復員、9月24日に卒業式が行われて、翌25日には現在は長野市内となっている若槻地区の小学校に送り込まれて、いきなり60人学級の教壇に立たされたとのこと。当時は未だ疎開児童が多かったので、そういう状態だったらしい。我々の担任となられたのは昭和28年かと思うので、世の中も少しは落ち着きが出始めていたのだろう。とは言っても無い無い尽くしであることに変わりはない。先生方の個性が生徒との触れ合いに反映されていた。であればこそ、60年も過ぎた今でも、互いに楽しく語り合える思い出を共有することが出来ているのであろう。先生方のお話にも出たが、これが現在は、先生方にはなにかにつけ文科省の規格が押し付けられ、生徒にはこれまた同様にパターン化された未来像が押し付けられているので、そうは行かぬだろう、である。因みに集まった16人の中学卒業後の人生を見れば、個性の現われが実に興味深い。卒業と同時に石屋を継いだ者、彼が今でも一番元気で社会的に最も活躍している。高校を経て東大を卒業した者が二人もいるし、書き始めると止め処ないので止めておく。兎も角、生徒の方は子供のことだから脳天気に毎日を楽しく過ごせば良かったのだろうが、先生方は50人近い子供の個性に思い馳せ、毎日がさぞ悩み多い日々であったのだろう。こちらは先生方を困らせて喜んでいたのだから罪は重い。両先生とも現在は人間に替えて大地に育つ植物の管理と観察を続けておられるようである。きっと罪深い生徒より相当長生きされるような気がする。
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