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じいやんの日記

訃報と思い出 

2013年10月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

山崎豊子さんの訃報を見て・・・思い出しました。
田宮二郎が主演の「白い巨塔」は原作よりも映画での印象が強く残ってます。
タブーの世界でもあり、一般人が垣間見る事もない世界の人間関係や権力闘争が凄く印象に残ってます。
晩年に10年程度病院関係の仕事をした際に、病院内のTOPクラスの業務や人間関係を知るにつれていつも思い出していました。
また、「沈まぬ太陽」は単身赴任中にがらんとした部屋で寝床で少しづつ読みました。
元々涙腺が弱い私が、自身の転勤(複雑な異動で、かなり会社に対する不満が一杯の時期)とアフリカ編が重ねっていました。
御巣鷹山篇では毎週のように伊丹⇔羽田を往復していたし、JALの123便も良く利用していたので実感が湧いた。
同じ運命を感じたりして、生きた心地がしなかった。
会長室篇では、私の仕事先が官庁と交通業界であり、企業体質に共通的な面が多く、実世界との境目を見失うことも度々あった。
分厚い3編を2回読み直したが、一人静か?(嗚咽が何度も・・)に涙しました。
映画でも勿論・・・
闇の世界でもあった、医療業界、航空業界をかなりの時間をかけて詳細に調べ上げる努力に単なる小説ではない気迫と感じました。
ご冥福をお祈りいたします。



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盗作と事実

じいやんさん

盗作騒ぎの多い作家でもありましたが、事実調査のための資料集めをすれば、誰かが一部分記述していますよね!
フィクションではないので仕方ないと思ってます。
知らない世界を知る手段でのあったね。

2013/10/01 20:40:08

山崎豊子さん

さん

衝撃でしたね。

私の中では「華麗なる一族」と「白い巨塔」の印象が強いです。
作品のほとんどは権力、特権階級の内実もので、私には別世界でした。

数年前家族が大学病院へ二ヶ月間入院のとき、
週一回「白い巨塔」さながらの光景を見ていました。
大学教授の回診風景はすごいものです。
数えると十数名の医師、研修生が教授のうしろから看護師とともにゾロゾロでした。

2013/10/01 13:00:27

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