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昭和2年生まれの航海日誌

さまざまの思い出彼岸の中日 

2013年09月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 盆、彼岸は近くのお寺に参詣する。
 菩提寺が郷里にあって、遠いため同じ宗派の寺にお世話に
なることになった。

 そうでないと、仏教徒でありながら、人並みに南無阿弥陀仏も
唱えられないことになってしまう。

 寺院の境内には、お地蔵さんが2尊建立されている。
           

 お地蔵さんは極楽への道案内をすると、教えられた。
 実は、私の姓名から2字削除すると「地蔵」になってしまう。

 「皆ワシのことを”地蔵さん”」と言うの。
 「地蔵さんならよいではないか」と父は深い皺を寄せ笑いなが
ら返してきた。
 でも、字画ばかりに気をとられ、そいつは気がつかなかった、
と感じているようでもあった。

 まあ、いいわなあここまで長生きしてきて父より年上になって
いるのだから。忘れられない一つの顔になってしまている。
今でも。

 今日は明石海峡を真西に沈む夕日を撮りたい。
2、3日前に予行演習をしたところであった。

 でも、今日は駄目だ。水平線がすっきりしていなかった。
 日没方位と、時刻だけは確認して帰途についた。

 針路西へと波また波に、
口ずさみながラ、インド洋の夕焼けを想像してみた。

 あの頃の大正生まれの潜水艦乗組員達は今はどうして
いるだろうか。敗戦時の団塊がもう高齢者入りをはじめたのだ
から、無理もないことだよな、苦労するため生まれてきたのが、
大正生まれだった。よくやってくれた。すまんと思うよ、本当に。

 ワシも 「ハードポート!」で大きく変針し、進路を西にとる。
 夕日が沈んだ方位だ。
                                 
               
       
                      
            

              


 
 

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