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西条八十先生 

2013年08月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

 私は、今や、絵描きであり、カメラマンであるほかに、歌人であり、俳人であり、詩人であり、ブロガーである。

 たとえ嘘でも、こう言えるなんて、2か月前までは想像だにしなかった。

 私が作る俳句、川柳、短歌、五行歌は、自己流である。
 自己流ではあるが、しかし、単純な自己流ではない。 勝手ながら、何人かの先達を「師匠」と仰ぎ、その方々の作品について、日夜勉強しながら研鑽に励んでいるつもりだ。

 俳句、川柳、短歌、五行歌を作るに当たって、これらのすべてに当てはまる私なりの基本がある。 
 それは、五音からなる言葉と七音からなる言葉で綴るということだ。
 五音あるいは七音からなる言葉は、いろいろ吟味される結果として、綺麗な日本語、美しい日本語であることが多い。

 そして、俳句や川柳は、短く、綺麗な、美しい日本語が用いられると同時に、五七五の音のリズムがいい。
 逆に言えば、リズムがいいからこそ、五七五の定型を決めたのだと思っている。
 
 俳句のルーツは和歌にあるという。俳句、川柳は五七五、短歌は五七五七七の定型詩であるから、先ほど述べたことは、俳句、川柳、短歌の全体に当てはまる。

 五七五、五七五七七の定型詩は、日本語のひらがな文化という1200年もの歴史を持つ。
1200年もの歴史を持つには、日本語の美とリズムという根拠があるからだ。

 これが私の見解だ。この見解が当を得たものかどうかは分からなかった。

 私の見解は、五音からなる言葉と七音からなる言葉で綴るべし、ということであるから、五行歌を作る場合も一緒である。
否、五行歌でも十行歌でも一緒だし、今後自由詩を作る場合でも五音からなる言葉と七音からなる言葉で綴るつもりでいる。

 私の見解が当を得たものかどうかは分からなかったが、ひょんなことから、強い、極めて強い味方が現れた。

 私は、先日、「青い山脈」というブログを書いた。 

 夏の甲子園予選青森大会は、強豪の光星学院高校と青森山田高校を撃破した聖愛高校が甲子園初出場を決めた。
創部13年目での快挙であり、永年にわたる努力の賜物である。
その聖愛高校は、「青い山脈」ゆかりの津軽は弘前市にある。聖愛高校の快挙を称え、ブログ「青い山脈」を書いたのだ。

 そうしたら、「「青い山脈」でのゆきわりざくらって何でしょうかね」というご質問を頂戴した。

 ゆきわりざくらは雪割桜と書き、映画「青い山脈」の主題歌の一番に出てくる。
 この雪割桜については、別途ブログ記事を書くこととしているが、ここでは、私にとっての重大発見について書くことにする。

 その重大発見とは、作詩が西条八十先生、作曲が服部良一先生から成る主題歌「青い山脈」の歌詞がすべて五音からなる言葉と七音からなる言葉で綴られているのだ。
 
 私の備忘録として以下に掲げる。

 青 い 山 脈 (昭和24年)

 作詩 西条八十  作曲 服部良一

 1  若く明るい7 歌声に5     七五  
   雪崩は消える7 花も咲く5   七五
   青い山脈7 雪割桜7      七七
   空のはて5           五  
   今日もわれらの7 夢を呼ぶ5  七五

 2  古い上衣よ7 さようなら5   七五
   さみしい夢よ7 さようなら5  七五
   青い山脈7 バラ色雲へ7    七七  
   あこがれの5          五
   旅の乙女に7 鳥も啼く5    七五

 3  雨にぬれてる7 焼けあとの5  七五
   名も無い花も7 ふり仰ぐ5   七五
   青い山脈7 かがやく嶺の7   七七
   なつかしさ5          五 
   見れば涙が7 またにじむ5   七五

 4  父も夢見た7 母も見た5    七五
   旅路のはての7 そのはての5  七五
   青い山脈7 みどりの谷へ7   七七
   旅をゆく5           五
   若いわれらに7 鐘が鳴る5   七五

 私は、大変嬉しかった。
 
 大正から昭和へと、「詩」によって常に時代をリードした稀有の詩人と称される西條八十先生。その西條八十先生が私の見解どおりに「七五 七五 七七 五 七五」で主題歌「青い山脈」の歌詞を書いているのだ。

 しかも、「青い山脈」は、NHKの紅白歌合戦に並ぶ大型音楽番組で“夏の紅白”とも呼ばれる「思い出のメロディー」で国民からのリクエストのベスト5に入るほどの人気歌唱曲ときた。

 極端な話、私は、舞い上がらんばかりの気持ちになった。
 
 西條八十先生、ありがとうございます。

 私は、自分の見解に自信を持って、五音からなる言葉と七音からなる言葉で綴り、俳句、川柳、短歌、五行歌、十行歌、自由詩を作っていくことに精進しようと思う。

 人生、物事に継続して精進していけば、今回の西條八十先生との出会いのように、思いがけない出会いが生まれ、それがまたより良い方向につながっていくものである。




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すごいです。〜〜♪

みのりさん

wasaoさん

>絵描きであり、カメラマンであるほかに、歌人であり、俳人であり、詩人であり、ブロガーである。

すごいですご活躍ですね~~♪

2013/08/03 11:01:35

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