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映画が一番!

終戦のエンペラー 

2013年08月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドキュメンタリー

映画ファンの皆さん、おはようございます!
今日から8月。
今日の映画紹介は8月にふさわしい映画で「終戦のエンペラー」。

天皇が戦争に関与していたかどうかの
非常に重いテーマを、
マッカーサーの右腕となる知日家の将校の
恋愛を絡めて上手にまとめています。

1945年8月30日。第二次世界大戦で降伏した日本に
厚木にマッカーサー(トミー・リー・ジョーンズ)が降り立つ。

直ちにA級戦犯の容疑者たちの逮捕が命じられ、
日本文化の専門家である
ボナー・フェラーズ准将(マシュー・フォックス)は
直ちに調査にかかる。

逮捕に向かったGHQに対して前首相東條英機(火野正平)は
自殺を図るが、心臓を外して未遂に終わる。

マッカーサーはフェラーズに、
戦争における天皇(片岡孝太郎)の役割を10日間で探れと命じる。
連合国側は天皇の裁判を望み、
GHQ内にもリクター少将(コリン・モイ)を始めそれを当然と考える者たちがいたが、
マッカーサーは天皇を逮捕すれば激しい反乱を招くと考えていた……。

大学生の頃、フェラーズは日本人留学生アヤ(初音映莉子)と
恋に落ちるが、彼女は父の危篤のため帰国。
あれから13年、フェラーズは片時もアヤを忘れたことはなかった。

だがアヤの捜索を頼んでいた運転手兼通訳の
高橋(羽田昌義)から、アヤが教員をしていた静岡周辺は
空襲で大部分が焼けたという報告が届く。

戦争は勝てば官軍ですから、勝った方は何でも出来る。
映画を見て思ったのはマッカーサーが本国の意思に反して
天皇制を維持して日本政府を介して間接統治を行う政策を
とってくれたのは日本にとって良かった。

映画は何故、開戦直前に首相が交代したのか、
真珠湾攻撃直前の御前会議で語られた言葉とは?
戦争を決めたのは誰か?
終わらせたのは誰か?
玉音放送前夜のクーデーターは?とは
いろいろの?が映画で明らかになっていきます。

ノンフィクションとフィクションを
うまく組み合わせていい映画に仕上がっています。


昭和20年8月15日。
昭和天皇の
「耐えががたきに耐え、忍びがたきを忍び、
以って万世のために太平を開かんと欲す。」
の玉音放送を思い出す8月が巡って来ます。
憲法改正が話題になっている昨今。
戦争について考えるいい機会ですね。



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yinanさん

虎猫さん、コメントをありがとうございます。
西田敏行の英語は上手でしたね。
釣りバカの浜ちゃんのイメージが強いので
なおさらでした。

感想文を書くのは見たらそれっきりになるので
書いています。
書く時はあの場面が良かったなぁ〜とか
思い出すので復習みたいなものです。

予習も勿論、予告編を見て、映画評を読んでとか
事前に情報を得て見ていますが、
まぁ、映画大好きですから、どんな映画でも楽しんでいます。

2013/08/02 10:42:35

私も観ました。

さん

面白い映画でした。

ちゃんと、流れをまとめておられて、感心しました。
私は、本当に気まぐれな、関心のあった部分だけをつまんだような感想しか書けず、、、。自分の足りないところがわかりましたわ。
ありがとうございます。

映画はたまにしか観ないのですが、観るとはまりますね。
また、伺います。
今後、DVDを観るときの参考にさせていただきます。

2013/08/01 14:55:25

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