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小春日和♪ときどき信州

本・中野京子 「怖い絵」 「怖い絵2」 「怖い絵3」 

2013年07月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                 読書備忘録 

         

 内容(「BOOK」データベースより)
一見幸せな家族『グラハム家の子どもたち』…けれど、この絵の完成後?スポットライトを浴びるドガの『踊り子』…じつは、この時代のバレリーナは?キューピッドのキスを受ける豊満な裸体『愛の寓意』…でもほんとは、このふたり?名画に塗り込められた恐怖の物語。心の底からゾッとする名画の見方、教えます。

作品1  ドガ『エトワール、または舞台の踊り子』
作品2  ティントレット『受胎告知』
作品3  ムンク『思春期』
作品4  クノップフ『見捨てられた街』
作品5  ブロンツィーノ『愛の寓意』
作品6  ブリューゲル『絞首台の上のかささぎ』
作品7  ルドン『キュクロプス』
作品8  ボッティチェリ『ナスタジオ・デリ・オネスティの物語』
作品9  ゴヤ『我が子を喰らうサトゥルヌス』
作品10 アルテミジア・ジェンティレスキ      『ホロフェルネスの首を斬るユーディト』
作品11 ホルバイン『ヘンリー八世像』
作品12 ベーコン『ベラスケスによる習作』
作品13 ホガース『グラハム家の子どもたち』
作品14 ダヴィッド『マリー・アントワネット最後の肖像』
作品15 グリューネヴァルト『イーゼンハイムの祭壇画』
作品16 ジョルジョーネ『老婆の肖像』
作品17 レーピン『イワン雷帝とその息子』
作品18 コレッジョ『ガニュメデスの誘拐』
作品19 ジェリコー『メデュース号の筏』
作品20 ラ・トゥール『いかさま師』



ダヴィッド「マリー・アントワネット最後の肖像」(1795年、鉛筆、パリ国立図書館)

このお話は怖いです。なんで短髪?
フランス革命から四年後の1793年秋、市内引き回しにあうリー・アントワネットを描いたもの。
ギロチンの刃の邪魔にならないよう首をあらわにするため、襟足よりずっと上のほうで鋏を入れられている。

ブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」は宮部みゆきの「ソロモンの偽証 第III部 法廷」に出ていたから備忘録に画像は取り込んでいました。


              

        

 内容(「BOOK」データベースより)
なぞめいて扇情的な『浴槽の美女』…彼女の死後に描かれたとしたら?のどかな神々の美人コンテスト『パリスの審判』…欲情と見栄が生んだ悲劇とは?女性を見つめるピカソの眼…どうしてこんなに怖いのか?本物の恐怖が味わえる名画20。

作品1 レンブラント『テュルプ博士の解剖学実習』
作品2 ピカソ『泣く女』
作品3 ルーベンス『パリスの審判』
作品4 エッシャー『相対性』
作品5 カレーニョ・デ・ミランダ『カルロス二世』
作品6 ベラスケス『ラス・メニーナス』
作品7 ハント『シャロットの乙女』
作品8 フォンテーヌブロー派の逸名画家『ガブリエル・デストレとその妹』
作品9 ベックリン『死の島』
作品10 ジェラール『レカミエ夫人の肖像』
作品11 ボッティチェリ『ホロフェルネスの遺体発見』
作品12 ブレイク『巨大なレッド・ドラゴンと日をまとう女』
作品13 カルパッチョ『聖ゲオルギウスと竜』
作品14 ミレー『晩鐘』
作品15 ドラローシュ『レディ・ジェーン・グレイの処刑』
作品16 ホガース『精神病院にて』
作品17 ブリューゲル『ベツレヘムの嬰児虐殺』
作品18 ヴェロッキオ『キリストの洗礼』
作品19 ビアズリー『サロメ』
作品20 ファン・エイク『アルノルフィニ夫妻の肖像』



ドラローシュ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」(1833年、油彩、ロンドン・ナショナルギャラリー)

目隠しをされたため、首を置く台のありかがわからず手探りをしている。
右の赤い帽子の人は死刑執行人大きな斧を持っている。
ギロチンが発明される前の斬首には失敗も多かったそう。この絵の場合髪は束ねてうなじを出している。




ファン・エイク「アルノルフィニ夫妻の肖像」(1434年、油彩、ロンドン・ナショナル・ギャラリー)

アルノルフィニのちょっと不気味な顔で覚えている絵 ヤン・ファン・エイク と習ったからそういっている。
カルチャーセンターの講座で鏡の中を見てください。ヤン・ファン・エイクの自画像と思われる人物が小さく映っている。よくみえないですね?なんて言った記憶あり。

ピカソはパブロ・ピカソ・・・寿限無、寿限無のようになっが〜いお名前 
パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・フアン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シブリアーノ・センティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ 
だそうで最初と最後をとっただけ?びっくりしました。


                 

        

 内容(「BOOK」データベースより)
清楚でロマンチックな『ヴィーナスの誕生』…じつは、美神の憂いの陰には?神からの祝福を描いたミケランジェロの『聖家族』…聖ヨセフの抹殺された事実とは?伝説の薄幸の美少女『ベアトリーチェ・チェンチ』…しかし本当の悲劇とは?本物の恐怖が味わえる名画20。

作品1 ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』
作品2 レーピン『皇女ソフィア』
作品3 伝レーニ『ベアトリーチェ・チェンチ』
作品4 ヨルダーンス『豆の王様』
作品5 ルーベンス『メドゥーサの首』
作品6 シーレ『死と乙女』
作品7 伝ブリューゲル『イカロスの墜落』
作品8 ベラスケス『フェリペ・プロスペロ王子』
作品9 ミケランジェロ『聖家族』
作品10 ドラクロワ『怒れるメディア』
作品11 ゴヤ『マドリッド、一八〇八年五月三日』
作品12 レッドグレイヴ『かわいそうな先生』
作品13 レオナルド・ダ・ヴィンチ『聖アンナと聖母子』
作品14 フーケ『ムーランの聖母子』
作品15 ベックリン『ケンタウロスの闘い』
作品16 ホガース『ジン横丁』
作品17 ゲインズバラ『アンドリューズ夫妻』
作品18 アミゴーニ『ファリネッリと友人たち』
作品19 アンソール『仮面にかこまれた自画像』
作品20 フュースリ『夢魔』

 

伝レーニ「ベアトリーチェ・チェンチ」 と フェルメール「真珠の耳飾の少女」

色々なお話、謎がつまっています。

怖い絵3にはルーベンス「メドゥーサの首」と カラヴァッジョ「メドゥーサ」葛飾北斎「生首図」が。



 残酷な絵だけが恐ろしいのではなく、背景がわかるとそんなに残酷には見えないけれど残酷物語が。

まず冒頭の絵をみて本文に入ります。本文読みながら、ん?と絵をみる繰り返し・・・知らないことばかりだから、隅の隅まで書かれている人物なり風景なりの話に、そうそうカルチャーセンターの講座でもスライド見ながらお話聞いたっけ・・・

絵ってこうしてみるともっと楽しい。あとがきにも「知識は決して余計なものではありません。」と書いてあった。

本物をみているのもあったけれど、すっかり忘れている。
ロンドンへはツアーではなく行っているからナショナルギャラリーも飽きるまでいられた。この本を読んでから行っていたら・・・

で、なぜこの本を・・・と言うと、展覧会では ウヮッ!ってほどに残酷な絵もあり、なんでこんなものを描くのか?・・・「一枚の絵が語る怖い物語」と書いてあったから。

せっかくお勉強しても片っ端から忘れていく・・・

絵心なしでも楽しめました。

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