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尺八と横笛吹きの独り言
八木節研修旅行(日帰り民謡旅行)に行ってまいりました。
2013年07月08日
テーマ:テーマ無し
●群馬県太田市まで、市の民謡各会派が参加、およそ90名の参加。
大型バス2台、市内の民謡団体10会派参加。市の民謡連盟会長、会主、会員の参加、費用8000円。
格安で、中身が濃い旅行でした。現地で地元の方の八木節を生で聞けたのが収穫。あちらの踊り手さんや歌い手、奏者さんとの交流もできました。
fueどんは最近旅行が多く、老神温泉・伊勢崎方面、そして太田・・・・いずれも群馬県で、数日前に旅行で来た地点に近い。
●集合
入間市役所・入間市駅・狭山市駅などを拠点に集合。およそ20分遅れて出発。天気快晴、猛暑。9時近く出発、およそ2時間で群馬県太田に到着(10時45分頃)しました。
圏央道・鶴ヶ島JCT・関越道・高崎JCT・北関東自動車道・太田桐生ICで降りる。近い。
●集合でのトラブル
_罅垢僚弦臂貊蠅縫丱垢30分も早く着いた。乗る本人はあせりました、時間ミスと思いましたが合っていました。
駅で集合する方をfueがチェック。ある会派の方6名が来ません。
駅周辺を探索・・・・来ません。いません。携帯で連絡・・・・したらばちゃっかり違う集合場所で6名の方がいました。90名参加だと、集合場所の連絡が徹底しませんでした。
出発は20分ほど遅れました。幹事は疲れました。
●1号車のバスの中はこんな感じ・・・・そうです幹事(今回は)なんでした。
二会派が幹事で持ち回り。今回は幹事でした。旅行計画はこちらではありませんが、バスの中での幹事が主でした。座席は最前列・・・・
「さあ、みなさん。出発します。お隣の方のお顔を良く覚えて下さい」
「次のインターでおトイレ、良く絞り出して来てね」
「では出発5分前ですので、人数を後部座席から数えます。ハイ38名・・・・2名行方不明でーす。」「来ました見ました」「二人がバスに来ましたら皆さんで拍手ですよ・・・・」(笑)そんな感じ・幹事。
会長挨拶・前会長挨拶・幹事長(1号車車両長挨拶)
座席の足場はカンビール、コーラ・サイダー・お菓子・酒・焼酎などでえらくせまい。
「出発!」「カンビール配ります」「会主先生からのゆで卵とイカの煮込み配布」
幹事は最前列で配布係、人数掌握係、宴会係・・・・と忙しい。
「ごっつあんです」
「マイク準備だ」
「惚けます音頭」「惚けない音頭」いづれも松の木小唄の替え歌。
わたしもマイクを持って唄いさせられました。幹事だもんねえ。幹事は5年に1回廻ってきます。今回やれば5年はない。
どこの会にも宴会部長はいる。みなさん芸をもっている。マイクをにぎらしたら、良く喋る唄う。
ヘらへらヒヒヒひ・・・・笑いが耐えない。
帰りのバスは替え歌。H唄で満開・・・・間違い節、有楽町で会いましょうの替え歌・・・・へらへらカラカラ・良い雰囲気
夕べ父ちゃんと寝たときは・・・・アノ唄です。
立たない立てない・・・・マイホームという落ちのアノ唄コノ唄。
させない挿さない・・・・破れが差・・・・アノ唄・・・・うちらの会の女性の持ち歌だ。
●待ってました!「八木節」(やぎぶし)演奏。
ええなあ・・・・ハアアアアアア・・・・今が世までもその名を残す 男忠治のその生い立ちを 不弁ながらも読み上げまするがオオイサネー
ここで一斉に音が入る。これがええ・チャカポコ・笛・太鼓・鉦・・・・ウーン華々しい。
賑やか・・・・元気が出る・・・・日本だなあ・・・・夏祭り。ここまで先人がいろいろ改良してきて完成したのだろう・・・・人間てすごいねえ・・・・
●プログラム
〆徨鮖辧覆ごまり・やっしゃ・にんぱ)約10分の演奏
八木節(囃子・踊り・唄)約15分の連続演奏・・・・大拍手
(この研修で地元の方への御礼は5万円と聞いた。参加者一人の負担が500円になります。安いね。人数が多いとこういう研修もできるんですね。50名ほどの参加ではそうはできませんね。)
●八木節について研修会。
八木節のルーツは新保広大寺(しんぽこうだいじ)、これを女郎さんが唄っていた。これが転じて木崎節となり、栃木県の八木宿から出たうたなので八木節となった。さらにこれが津軽ジョンガラ節を生んだ。
●八木節での楽器
太鼓・締太鼓(大昔は飼い葉桶でした)・鼓・竹ばち・鉦(かね)・篠笛・三味線が入ることもある。竹ばちでたたく鼓は「チャカポ・・・・コチャカポコ」と鳴ります。これは馬の足音を表現しています。教えるときはトロンコスットントンと教えます。
●八木節・歌詞 歌手によりいろいろ。太田地区の名所を唄った八木節など唄われていました。
頭の部分
○ハァーまたも出ました三角野郎が 四角四面の櫓の上で 音頭取るとはお恐れながら 国の訛りや言葉の違い
お許しなさればオオイサネー
【国定忠治】遍
○ハァーさてもお聞きの皆様方へ チョイト一言読み上げまする お国自慢は数々あれど 義理と人情に命をかけて
今が世までもその名を残す 男忠治のその生い立ちを 不弁ながらも読み上げまするがオオイサネー
【五郎正宗孝子伝】
○ハァーご来場なるみなさんへ 平にご免を蒙りまして何か一席伺いまする かかる外題は何かと聞けば 五郎正宗孝子の誉れ
うまいわけにはまいらぬけれど さらばこれから伺いまするオオイサネー
○ハァーお聞き下さる皆さん方へ もっとこの先読みたいけれど 名残惜しゅうはござそうらえど まずはここらで留め置きまして
ご縁あるなら またこの次だがオオイサネー
など数多く歌詞があります。
●昼食はこれ。ビールがでました。
●八木節について様々な諸説があります。
栃木県の八木宿(ここの宿には八本の木があった)。そこに京都の朝廷から日光東照宮参詣のため、年に一度派遣された例幣使が後生まれのお雪なる飯盛り女(女郎)の唄を聞いた。これは新保広大寺(和尚の悪口の口説き節)であり、あまりに上手い歌で、その唄の名前を聞かれた。女郎の「おゆき」さんはそこは八木宿だったので「八木節」と答えた。これを初代「堀込源太」なるものが今の形にまとめた。
●江戸時代、京都の朝廷から日光東照宮参詣のため、年に一度派遣された例幣使の通った道、即ち例幣使街道は中仙道を倉賀野で東に分かれ日光に向かう、下野(栃木県)は最初の宿場が八木宿、ここが現在の足利市福居町で『八木節』発祥の地である。
福居町の県道に八木宿と言う交差点があるがこの辺りがかつては旅籠が並び遊女がいて宿場町として賑わったところで、宿場の上下に四本ずつ八本の松の木があったことから『八木』の地名がつけられたという。この松は、後に道路の拡張で切り倒されて無くなっていたが由緒ある松が無くてはと思われ、八木節宗家四代目堀込源太師と、元矢場川村長新井勝二氏が寄贈し現存している。当時、例幣使が宿泊した『寺山本陣』に越後生まれのお雪なる飯盛り女(女郎)が居たが、彼女が故郷恋しさに口ずさんだ唄が例幣使の耳に入り、『その唄は何という唄か』と聞かれ、八木宿で歌ったので『ハイ八木節です。』ととっさに口から出た事からその名がついたという。
http://www.geocities.jp/yagibushi_soke/newpage07.htm
●栃木県足利市、群馬県桐生市・太田市を中心とした地域で生まれ、育まれた民謡である。
八木節の発祥については諸説あるが、通説は現在の栃木県足利市にあった八木宿において、 初代堀込源太(本名渡辺源太郎)が歌っていた歌がそのルーツであると考えられている。八木節の名称は、八木宿にちなむ。当初は渡辺の名から「源太節」と呼ばれてきたが、1914年(1913年説あり)に日本蓄音機商会でレコーディングされる際に命名された。
群馬県側では、八木節の起源は八木宿と同じ例幣使街道にある木崎宿で歌われてきた木崎節であるという。『日本民謡集』(町田嘉章、浅野建二)はこの説をとっている。このほか、江戸時代末期に流行した口説節が起源という説もある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
●日光例幣使(れいへいし)街道沿いから利根(とね)川流域にかけての、群馬、栃木、埼玉3県にまたがる民謡。同地方で盆踊り唄(うた)として歌われてきたもの。その源流は、天明(てんめい)初年(1782ころ)に現在の新潟県十日町市下組(しもぐみ)新保で生まれた和尚(おしょう)の悪口唄『新保広大寺』で、それが瞽女(ごぜ)などの手によって長編の物語を歌う口説(くどき)節化された。それを日光例幣使街道の宿場へ持ち込んできたのは、木崎宿あたりへきていたしょうゆ造りの職人か、太神楽(だいかぐら)の芸人あたりらしい。それが大流行し始めたなかで、足利(あしかが)の八木宿(現在栃木県足利市御厨(みくりや)町八木)のものが有名になっていった。そこへ馬車引きで美声の名手、渡辺源太郎(1872年栃木県山辺村字堀込生まれ。のちの堀込源太)が現れ、「馬方節」の歌い出しの「ハァー」を加えるなどして、今日の形をまとめあげ、上渋垂(しぶたれ)の芳兵衛、勘十の両人が花笠(はながさ)踊りをつけた。
[ 執筆者:竹内 勉
●日光例幣使(にっこうれいへい)とは
徳川家康の没後、朝廷より日光東照宮の例大祭に東照宮に幣帛(へいはく)を奉献するための勅使(日光例幣使)が通った道である。中山道の倉賀野宿を起点として、楡木(にれぎ)宿にて壬生通り(日光西街道)と合流して日光坊中へと至る。
現在、栃木県日光市から鹿沼市、栃木市、佐野市、下都賀郡岩舟町、佐野市、足利市、群馬県太田市、伊勢崎市、高崎市に至る路線が「日光例幣使街道」または「例幣使街道」と呼ばれている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
●幣帛(へいはく)とは?
祭祀において神々に対する報賽や祈願などのために奉られるものです。
「幣」「帛」が共に布にちなむ意味を持つことから、古くより絹や麻、木綿(ゆふ)など の布帛を柳筥(やないばこ)に納めた。
●各会派の出し物、ご披露。
我々のご当地ソング「秩父音頭」やら、広島木遣り、吾野機織り唄、花笠音頭やらいろいろ出ました。
我らの会は九十九里浜大漁木遣り唄で勝負。他会派に飛びい入りして私も演奏しました。
写真は仮装した少年少女のフラダンス。「幸せなら手をたたこう」。
この日のために皆さん趣向を凝らしましたね。
●幹事としての出し物は「相馬二遍返し」の唄と踊り
唄は下手でしたが、fueが5番まで唄いきりました。
ハーイッサイコレワイパラットセダイナン沖までパラットセ・・・・
ハアア二遍変えしですまない・・・・と唄いました。2尺2寸。
●地元の方との交流もありました。
太田市の方が花笠音頭を踊れば、こちらは秩父音頭・・・・会場は踊りの輪。
八木節の手踊りの講習もあり、私も踊ってみました。
八木節の生伴奏でこの手踊りを踊る。簡単であるが私にはうまく踊れませんでした。
●集合写真・・・・人数が多いので二班で撮影。地元の方(ハッピを着ている)もご一緒。
ハイ1号車の方・・・・集合、地元の方は前列・・・・写真も大変だ。
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