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春の異変は楽しい 

2013年04月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
こういう時は、やはり4輪駆動車が羨ましい。管理事務所にやんわりと電話をしてみるが、除雪車がいつ来てくれるか見通しは立たない。歩いて大通りに出てみると、ここは除雪が済んでいた。
そして県道もしかり。雪に埋もれた愛車を掘り出して、「行くぞ!」と声をかけ、アクセルを踏む。我が家からはどちらへ向かっても下り坂だが、西へ出た方が大通りまでの距離は近い。西へ向かって愛車ニュービートルは雪の中を快適に走る。最初のカーブを左折すると目の前は大通り。
よ〜し、大通りへ出たぞ。そして左折して県道へ向かうが、ここが上り坂。除雪された道路にはシャーベット状の雪が残っていて、車は左右によれながらスリップして進む。ハンドル操作が難しいが、アクセルを緩めると止まってしまう。何とかかつかつ県道に出ることができた。
 
キャンプ場では、予想通りこの大雪で大騒動。雪につぶされたテントもあり、都会からの来場者は4輪駆動でもノーマルタイヤなのでやはり危険である。11時のチェックアウトは大幅に遅れることとなった。家で雪掻き、キャンプ場でも雪掻きに追われ働きがいのある一日となった。
テレビのニュースでは、長野や仙台でも6センチの積雪があったと報じていたが、ここで30センチの積雪があったとは知らないのであろうか、5センチや6センチでニュースになるのがおかしく思えた。そして、雪景色の向こうに沈む太陽を眺めながらの我が家の夕食は、まるで別世界にいるようである。いましばらく自重しているポルフェノールがあれば、もう最高の幸せだったに違いないが、春の異変は私たちにとって、とても楽しいハプニングであった。
 
 

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