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たゆたえど、沈まず
黒ニンニクを召し上がれ
2013年04月14日
テーマ:テーマ無し
隣の奥さんがみかんを差し入れてくださった。
ちょうど黒ニンニクが出来上がったところだったのでお礼に差し上げたら、黒ニンニクをご存知なかった。
真っ黒なニンニクを不思議そうに眺めながら私の説明を聞いて一口食べた途端に意外な美味しさにビックリされた。
ニンニクから連想する臭いと味とは全く別のフルーティーな味でニンニク臭は全くない。いくつでも食べられそうな味である
この奥さんは、ずっと風邪が完治せずグズグズとした毎日を送っていたそうで「これ食べたら元気出そう! 風邪が治りそう!」と大喜びされた。
女房の母親、ババ殿は最近テレビのCMで黒ニンニクが一つ650円もすると知り、食べてみようかしらと言い出した。
今までは見向きもしなかったのに高いと分かると効きそうな気がするらしい。(笑)
もう2年ぐらい作って食べているが、効果があるかどうかさっぱり分からない。
私の作った黒ニンニクを食べている人が他に3人いるので、作り続けている。
三人はガン、肝炎、高脂血症だが、彼らも2年近く一緒に食べていて何の効果も感じていない(笑)
じゃあ何故やめないかというと多分みんな元気だからだろう。
一病息災で私も含めて皆さん元気なのだ。
黒ニンニクを食べる前から元気なのだ。
元気が持続していると止める気にならないものらしい。(笑)
これからもせっせと作り食べ続けるだろう。
買えば高いが作れば安いし手間も全然かからないから作る方も貰う方も負担を感じない。
売ればぼろ儲けだなぁと話し合うが、何でもポンポン人に差し上げるのが二人とも大好きである。
味噌も梅干しも人に差し上げる前提でたくさん仕込んでどんどん人に差し上げる。
女房が田舎育ちだからできることだ。
女房が実家に帰ると農作物をいっぱい貰って帰ってくる。
いらないと言っても、断り切れない。
田舎の人はわざわざ訪ねてくれた人を手ブラのまま帰すのはまるで罪悪かのように思うようだ。
田舎の人は皆そうである。
そんな田舎で生まれ育った女房も手ぶらで返すことに罪悪感を感じる人種で実に気前がいい。
二人とも人の喜ぶ顔を見るのが好きだとつくづく思う。
我々二人が例外ではない。人間は皆そうだと思う。
人の喜ぶ顔が見たいのだ、みると幸せを感じる。
その反対の姿は自分本位に生きることだと思うが、トコトン自分本位に生きた人間は刑務所の中にいる人たちだ。
彼らは自分の希望に反して何ら得をすることなく家族も巻き込んで不幸だと言える。
だったら幸せになる道が見えてくる、その逆の生き方すればいいんだよなぁ
案外世の中はシンプルにできている。
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