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平成の虚無僧一路の日記

『八重の桜』評価二分 

2013年04月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



NHK大河ドラマ『八重の桜』の視聴率がガタ落ち。
初回は 21.4%と好発進したが、6回が15.3%、10回が12.6%、
14回が11.7%と下降の一途とのこと。

ネットでは、「一般には知られていないマイナーな人物
だから関心がない」とか、「東北を応援したいけれども、
このドラマは会津藩が悲惨な負け方をする話で、結局
ドラマは何を目指しているのかわからない」と。

その反面「時代考証がしっかりしている 非常によく出来た
作品であり、面白い」、「これまでの大河ドラマの中では
最高の作品」という絶賛の声もある。

会津藩の置かれた立場を知らない人には理解できないし、
知っている人にとっては、史実を克明に捉えていて、
今までに無い作品と、評価が別れるようだ。

たとえば「神保雪子」。夫の「神保修理」は 鳥羽伏見の
責任をとらされて詰め腹を切らされる。「雪子」も
会津戦争で捕らえられ、辱めを受けて自害する。その
先行きを知っていれば、「雪子」の言動の一つ一つに
意味が含まれていて、涙を誘います。しかし、先を
知らない人にとっては「雪子」の登場は つまらない
やりとりでしかないでしょう。

前回のラストで「秋月梯次郎」が蝦夷地に飛ばされる。
これにも深い意味があります。会津藩は「京都守護職」の
役料として蝦夷地の東側(網走辺)を加増されます。そこで、
あらたな産物を見出し、財政難を少しでも解消しようと
いう重要な役目でした。これにより、網走から 塩鮭や
身欠き鰊(みがきニシン)、昆布といった海産物が 山国
会津にもたらされ、貴重な収入源、そして栄養源と
なったのでした。

なにせ、京都守護職在任時の出費は、今の金額にして
350億円といいますから、大変な財政難だったのです。


毎年暮には、殿様から「新巻鮭」が拝領され、一家の
当主と長男だけがその身を食べられ、次男以下は
皮と骨の部分をしゃぶる。それが最高のごちそうだった
という話を、私も父から聞かされています。

秋月や広沢らが北海道を巡検したことが、会津戦争後、
斗南(青森県下北半島)への移住の伏線となったのでした。

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