terasan

≪2013/4 2≫西本智実は良く遣っている・・ 

2013年04月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:音楽

今日は、指揮者の西本智実が主催する音楽教室?である、第9回目の”西本智実のちょっと、一息”に出掛ける。
http://www.tomomi-n.com/jp/schedule/2013/04/

会場は、抜群の音響と自認する”オリンパスホール”。
2000人も入る大ホールであるが、参加者は半分にも満たないとは・・。

其れよりも、肝心の西本智実が体調を崩し不参加。
まあ、生身の人間ですからそう言う事も・・。
代理は、ピアニストでお友達の”戎(えびす)洋子”。
十分代理を全うする。

今回の教室の指導員は、下記4名プラスピアニスト
因みに皆さん”イルミナートフィルハーモニー”の主力メンバー
http://illuminartphil.com/about.html

http://illuminartphil.com/vaiorin.html
・中島麻(ヴァイオリン)
あちらこちらでコンサートマスターを遣る、若手ながら実力派
楽器を持つと人が変わる!・・と言われるほど感情移入が抜群
”サラサーテのチゴイネルワイゼン”は最高だった!
ギトリスと競演するのも頷ける

・江島有希子(ヴァイオリン)
外見は生きているのが不思議なくらい痩せている
”気丈”さで今まで続けられているとの由
音量は一寸劣るが、テクニックは最高では
”サンサーンスの序奏とロンド・カプリッツィオーソ”も今まで聞いた中でベスト
日本のTOPの一人に間違いなし

・秋山俊行(ヴィオラ)
東京フィル等の主席奏者

・レオニード・グルチン(チェロ)
西本と同じサンクト・ペテルブルク音楽院出身
四重奏団、八重奏団、オーケストラの主席奏者
”サンサーンスの白鳥”のスケール感は、体の大きさが効を奏しているとの事、頷ける(・・と言う事は、チェロは日本人には無理?)
響きはホールにピッタリ合っていた。

・西室満美(ピアニスト)

<講義内容>
・ヴァイオリンのピッツィカート奏法(右指と左指の2方法が有り、特に左指の方は、テクニックと言うより魔術に近い!)
・ミュートの有無での音質変化(個人的には利かせた方が好み)
・独奏と異なり、複数人が遣るオーケストラは”のりした”が重要(音は絶対合わないのだから・・)
・オーケストラの前(ヴァイオリン)と後ろの金管楽器類との時間差の問題(聴衆から見て)
・ヴァイオリンと一寸遅れて音が出るベースとの時間差
・指導型指揮と融合型指揮の違い
・指揮者と楽団員の間に立つコンサートマスターの役割
・ヴァイオリンとチェロの間に居る、地味で目立たないヴィオラの役割

兎に角、収穫の多い勉強会?で有った。
次回は何時かな?

此れで、オーケストラ・弦楽四重奏の聴き方、見方?も変わるかも・・



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