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入院物語−1 

2013年03月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 
3月25日曇り空の中をいよいよ入院のため出発した。自分で運転して入院というのも珍しいが、手術という生まれて初めての経験にややプレッシャーを感じていた。時間は11時と指定されていたが約1時間早く着いた。病室は西病棟6階で、担当する女性看護師は、明るくてきぱきと説明をしてくれた。部屋は6人部屋で、私は廊下から入ったすぐのベッド。窓の外を見ると隣の屋上がヘリポートになっていて、ドクターヘリがちょうど離陸するところだった。荷物を運んでくれた妻と娘は、特に用はなくすぐに帰宅。持参したパジャマに着替え、テレビを見ていると看護師がやってきて体温と血圧を測り、私の右手首にネームバンドをつけた。このネームバンドにはバーコードと私の名前が書き込まれている。以後このバーコードはことあるごとに使用され、あのスーパーのレジで聞く「ピッ!」という音を何度も聞くこととなった。
 
去る6日に手術前検査を受けているが、その際、手術についての大まかな説明を受け、「手術説明書」「入院診療計画書」「麻酔説明書」「感染症に関する血液検査の説明及び同意書」に署名捺印している。しばらくして今度は薬剤師が来て、風邪をこじらせて軽い肺炎を患った時、薬でアレルギー反応が出たと話してあったので、そのことについて詳しく質問された。うかつにもその時の薬の名前を記録していなかったので、私の話を聞いて推測するしかないようだった。午後7時頃、約30分で済む抗生物質の点滴があるが、気分が悪くなったりしたらすぐにナースコールするようにという説明をして薬剤師は立ち去った。
 
12時過ぎに昼の食事が運ばれてきた。トンカツ&キャベツ、ワカメと白菜の酢の物、牛乳、オレンジ。病院の食事は全然期待していなかったがなかなかの美味。ちなみに夕食は、ばら寿司、ナスの煮物、キュウリとワカメの酢の物、お清まし、リンゴジュース、となかなか豪華である。
午後6時に入浴、7時から点滴。何の問題もなかった。午後9時、手術前に便を出しておく為のプルセンドという下剤を2錠飲んで消灯。消灯になっても9時から寝られるはずもない。
6人部屋だったが、奥の窓際に2人、入口側に私ともう一人同時に入院した人の2人で真ん中のベッドは空いていた。
 
室内温度は、いつも20℃に保たれていて快適だった。明日の手術のため午後9時からは飲食出来ないが、水だけは朝7時までは飲んでもよいという。水をチビチビ飲みながらしばらくはテレビを見て過ごしていた。テレビは1000円で購入したカードを入れないとつかないようになっている。結果的には退院まで2000円必要だった。そして、イヤホーンを差し込んで見るので他の人には迷惑にならないようになっている。
 
入院第一日目、これで眠れば何事もなかったが、これからがちょっとしたハプニングが起こる。
先ずは、一緒に入院した向かいの人が、スピーカーが壊れたような強烈なイビキをかき始めた。すると、窓際の二人も負けじとガーガー、ムニャムニャ、ゴーゴー・・・・。病室はまるで何かの檻の中のようだ。自分もイビキでは負けないつもりだが、まだ睡魔は来ない。おかしくてにやにやしていたが、今度は、窓際の一人が苦しそうにうめき始めるではないか。どうしたものかと思案していると、看護師が様子を見にやってきて、何やら話している。どうやらあんばいが悪いようだ。結局、その後も何度か看護師が来ることになったが、私もいつの間にか眠っていた。
眠ったのは午前1時を回った頃だっただろうか、その後、私もイビキ演奏の仲間に入っていたに違いない。
 
 

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