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昭和2年生まれの航海日誌

チヨット危ない酒と飯 

2013年03月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 散歩から帰り、朝食だと釜を開けたが空っぽだった。
 今から、炊き始めていたのでは街に出て昼には帰られない。
 姉が送ってくれた餅で雑煮をつくった。

 コーヒセット,序でにスリッパーを求めることにした。
 このところ、瀬戸物を割ってしまうことが多くなった。手に
器用さがなくなり、まるで幼児のようである。

 スリッパーは、小学校の先生が履いていた革製品のものを
選んでみたい。
 先生方は、古皮靴を改造し、内外兼用にしておられた。
 戦中で、「廃物利用」がスローガンで表されていた頃である。

 少々高かったが、張り込んだ。
 酒類コーナーで,三原市の”酔心が目に止まったので、720ml
のものを買った。
 広島勤務の時、郷里の地酒と似ていると思った時から、好きに
なっている。

 赤飯と味飯をツーパック注文した。
 ワンパックに2種類入れて一人前となっている。
そのつもりで、頼んだら、なんと二人前ツーパックを渡された。

 昼と夜にたべれば良いと思ったが、そもそもこれが誤りの元で
あったのである。

 帰宅は正午を過ぎていた。
 赤飯、味飯をひろげ、利き酒とばかりに酔心を銀杯注いだ。
めでたいなあ、今日はなんの日だったのか。仏滅ではなかった。

 話す相手も居ないので、囲碁書に目をおいた。
食べ終わると、パックが二つとも空になっている。

 そんなことはないだろう。大きな茶碗二杯分はあった。
腹に聞いても、言うはずがない。

 妻が話をした事を思い出いだした。
「裏のキヨノさん、一日に5回食事をするそうよ」
「うーん、歳をとると、食べたことをすぐ忘れるらしい。それでも、
いい方だよ。
 昔は、うちの嫁は私に飯をくうな!と言うのだよ、というのが
あった」

「今でこそ、食べ物で揉めることはなくなったが、昔なら一家で
 大騒ぎになったものだよ」

 食べてしまったものは、もう仕方がない。
 でも、ワシもキヨノさんと同じになってしまったのだなあ

 歩いてきて、晩御飯は缺食とすることにしよう。

 帰りかけると、夕日が明石海峡に沈むところであった。
 後ろを振り返ると、満月が上がり始めていた。

 ”菜の花や 月は東に 日は西に”
 
 菜園に飛び込んで、菜の花越しに☪を写した。
 まあ、まあ撮れたが、ブログには容量が大きすぎて入らない、と
言うてきた...

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