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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

身体の異変に急襲されて 

2013年03月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

2月26日午後6時30分、私は長野原町大津交差点から草津方面へ向かう途中にある「かない亭」という焼き肉屋にいた。それは、若い優秀な一人のスタッフが退職する送別会の席だった。
ほとんど終わりごろに到着した私の席は、なぜか退職する主人公の目の前にあった。
「どうしてクビになったの?」という私の発言に、会場の雰囲気は少しだけやわらいだような気がするが、乾盃して飲み始めたビールのジョッキは、食べたことがないような肉の種類を尋ねながら、いつの間にか周りのペースにのっていく。最後までビールで通したが、その量は記憶にない。そしてまだ異変に気付かなかったのは、会の楽しさ、若い仲間達の気遣いの良さに、最高の気分だったことが大きな要因の一つだったに違いない。
 
盛り上がった会は、二次会へと場所を変えることになったが、その場所は、なんといつも通る県道沿いにあるカラオケ店だった。こんな田舎の何もない寂しい場所にカラオケ屋なんて誰が行くの?と思っていた場所に自分が行くとは思ってもいなかった。そして、私も何曲か歌を披露しながら楽しい会は底なしに盛り上がるが、私の身体の異変は徐々に最高潮に達して行く。午後6時30分以来、相当量のビールを飲んでいたのにトイレに一度も行っていないことに気が付いたときには、すでに遅かった。尿意があっても出ないということに気付いて、店の人に送ってもらって帰宅した時間はすでに日付が変わっていた。
 
随分と以前から気になりながら過ごしていたが、その原因は前立腺肥大症に違いないと確信できた。しかし、このように全然出ないという経験は初めてである。
トイレにしゃがみ込み、ウンウン唸った時間がどれほどであったか記憶にない。
「まてよ・・・もしかしたら膀胱炎?」
「膀胱が爆発したらどうなる?」
「いやいや、膀胱炎なら熱が出るはず・・」
「やはり、原因は前立腺に違いない」
苦しみながらも、頭の中は様々な思考がぐるぐると巡る。
救急車を呼ぼうという妻に、「まてまて、ウ〜ン・・自分で運転するから・・・」
しかし、夜中という時間が何とも無気味。
先ずは、行ったことのある西吾妻病院へ電話をしてみる。救急診療をしているはずと目星をつけていたが、その通り夜中にもかかわらず優しそうな女性の声に天にも昇る気持ちになる。
しかし、泌尿科の先生がいないので、出来れば近くの泌尿科を探せという、ちょっと冷たい返事がきた。どうやって探せばいいのか尋ねると、近くの消防に電話すれば教えてくれるという。
消防に電話して事情を話すと、何軒かの病院を当たって折り返し連絡するという。
何分待ったか分からないが、意外と早く連絡がきた。
妻を助手席に乗せて出発したが、あとで考えるとこれは明らかに飲酒運転だった。
 
 

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