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平成の虚無僧一路の日記

笛か尺八か? 

2010年08月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



笛の音に感じ入り、城に近づき、床机に腰掛けていたところを
狙撃されて負傷した」という話は、結構流布している。

江戸時代に書かれた『菅沼家譜』には、「笛の主は、伊勢山田
の村松芳休。鉄砲を打ったのは鳥居半四郎」と、名前まで記され
ている。

信玄は病も患っていた。「信玄が病死した」とするよりは、「鉄砲
傷がもとで死んだ」という方が、菅沼家の武勇伝になるから、創作
されたという考えも無いわけではない。

もし事実だとして、村松芳休が吹いたのは「横笛」だったのか、
あるいは「一節切尺八」だったのか。

映画などでは「笛」の方が、音色も冴えわたり、絵にもなるが
我々尺八家としては「一節切尺八」であって欲しいと思う。当時
武将たちの間では「一節切」が流行していたからだ。

横笛は、能の「能管」。雅楽の「龍笛」、祭り囃子などの「篠笛」が
あるが、それぞれソロで吹くことはあまりないように思われる。

ところで、「五条の橋で尺八を吹く牛若丸」の浮世絵を見つけた。
牛若丸が吹くのは「尺八」ではどうにもサマにならない。

お箏の先生で、尺八のことを「お笛をお願いします」などと言われる
方もいらっしゃる。一般には「笛」と「尺八」も同じと感じられて
いるようだ。]]>

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