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平成の虚無僧一路の日記

釈迦から離れた現代の仏教 

2013年02月16日 外部ブログ記事
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現代の日本の仏教各宗派は、「釈迦」から離れて、
ヒンズー教の「輪廻転生」、キリスト教の「天国と地獄」、
道教の「霊魂」、そして日本では「神道(山伏の山岳信仰)」など、
種々の宗教を取り込んで、創造されてきたものです。

同じ「仏教」でありながら、禅宗や密教では「般若心経」を
唱えますが、日蓮宗や浄土宗では「般若心経」を嫌います。
葬儀の在りかたも違います。おかしいではないですか。

「霊」の存在についても、真言密教では「在る」といい、
天台宗や浄土宗では「みな 死ねば“仏”になるのだから、
霊が私たちに悪さをすることはありません」と安心させて
くれます。禅宗にいたっては「前世も来世もない」と
一蹴します。

さて、それでも「浄霊・除霊」が商売として成り立って
いるというのは、どのように考えたらいいのでしょうか。

魂は永遠不滅で、肉体は滅びても、やがて他に宿り、
生まれ変わるという「輪廻転生」説は、古代インドの
ヒンズゥー教の考えでした。

釈迦(ブッダ)は、この輪廻説について、「自分は 見て
いないので判らない」として、「そのようなことに
悩み苦しまないよう、輪廻転生から逃れるための悟り」を
説いたのでした。

「自分は見たことがないので知らない」ということは、
「輪廻説を容認した」という解釈と、「方便(必要あっての嘘)で
認めた」、いや「釈迦は はっきりと否定された」と、
三通りの解釈ができます。

釈迦の弟子達は、インドで根強い「転生説」を否定しては
仏教を広められず、これを容認する立場をとりました。
その後の仏教会派の多くは「地獄、極楽がある」とする方が、
この世での善行を説き、悪行を諌めるのに納得を得られ易いので、
「輪廻説」を取り入れてきました。

しかし最近は、“地獄極楽”を信ずる人は稀になってきたので、
「釈迦(ブッダ)は、はっきり否定された」とする「断見派」が
台頭してきています。私もその立場です。

キリスト教では「輪廻転生」ではなく、そのままでの
「復活」を説きます。仏教で説く「天国と地獄」は
キリスト教から混入されたものと 私は考えています。

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