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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

雪だるま大会 

2013年02月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
北軽井沢の名士の一人と言われているAさんは、もう1年経過すると四捨五入して同い年になる親友である。と言っても私が勝手に親友と思いこんでいるだけなのであるが。というのも、まだ知り合ってかれこれ3年といったところなので、実際に会ったのはまだ数えるほどなのだ。
昨日の帰路、突然Aさんの顔が浮かび連絡して訪問したのは、彼の秘密道具を借りるためだった。
車庫の奥にある棚の上から大きな段ボールを出して、どれでも好きなのを持って帰れと言うAさんは、顔に満面の笑みを浮かべながらマドロスパイプに火をつける。そして、私がついに病気になったと言って喜んでいる。つまり、彼の病気が伝染したと言って喜んでいるのだった。
 
翌日の雪だるま大会審査委員長を面白くそして楽しくやるために、何かパホーマンスをしなくてはと、思いついたのが変装だった。私は箱の中からサンタクロースの衣装と白髭を借りて帰った。
事情を知った妻は、さっそく赤い帽子に松ぼっくりなどを使ってデザインした帽子飾りと松ぼっくりとリボンをあしらった小さな鈴の首飾りを作ってくれた。キャンプ場の若いスタッフに頼んでいた雪だるまの絵を反対側に貼り付けて変装は完了。
寝ながら考えた審査委員長の名前は「ユキ・ダル〜マン」。
 
「ワタシハ、ユキ・ダル〜マン」。司会の若いスタッフから紹介されたユキ・ダル〜マンは、浅間山からやって来たこと、毎年、12月25日ごろ同じ服装をして世界中に出てくるサンタクロースは、ユキ・ダル〜マンの服装を真似たのだと、嘘八百をのたまい、笑いをとりながら、なんとか大役を果たした。無事表彰式を終え、ユキ・ダル〜マンと記念撮影をしたいというちびっ子たちに引っ張りだこの大人気ユキ・ダル〜マンは、純真な少年少女たちの美しい瞳と微笑みに囲まれ、体中の細胞が喜びに震えまくっていた。
 
三々五々解散となったとき、「ユキ・ダル〜マンさん、今からお帰りですか?」と声をかけられたが、「イヤ、ワタシハ、イマカラ、オソウジ・・・」。不覚にもユキ・ダル〜マンの姿のまま、
住みかの浅間山へ帰るのかと聞かれたのに、本職のお掃除マンになってしまっていた。
そばにいた小さな少女がぽかーんと口を開けたまま不思議そうな顔をしていたが、そのあどけない顔がいつまでも浮かんできて、ひとりニタニタと笑ってしまったのであった。
 
スウィートグラスは大自然の中にある。すぐ目の前にそびえる浅間山は、四季折々の姿でスウィートグラスを訪れる人々を見守っている。春夏秋冬、さまざまな景色を楽しみながら過ごすキャンパーにとってスウィートグラスはまさに理想のパラダイスに違いない。
そして、そのなかで、小さな役割を担いながら過ごす第三の人生は素晴らしい。
 
 

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