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たかが一人、されど一人
年寄りの存在意義
2013年02月03日
テーマ:テーマ無し
大学を出て最初に勤務した会社に白髪の経理部長さんがいた。父よりは少し若そうだったが、それでも60歳近くになっていたと思う。当時はもうリタイアの年齢だが、社長との友人関係があって勤めさせてもらっているとのことだった。大学の先輩でもあり、優しい小父さんだったのでよく昼飯やお茶に連れて行ってもらった。昭和も未だ30年代の末から40年代初頭の古き良き時代で、新人は朝の掃除が終わると、ゆっくりお茶を飲んだり、煙草をふかしながら新聞を読んだりして過ごす日が多かったので、よその部の仕事であれ、お使いに行ってくれとか、一緒に来てくれと言われると喜んで出掛けたものだ。お供で出掛けると、必ず食堂や喫茶店で長時間にわったてだべるのが常だった。小さな会社で、多分無借金経営だったので、銀行にもぺこぺこせず済み、経理部長も優雅だったろう。脇から見ていただけだが、主な仕事は営業マンの要請で請求書を書いたり、集金にあたって領収書を発行したりして、受け取った手形小切手を銀行に運ぶのが主な仕事だったに違いない。全社員が30人とちょっとしかいない上に、何故か残業なんて概念が無かったので、給与計算にしても、日々の出金処理にしても大したことではなかったともう。現代であれば会計ソフトを使って社長一人がこなせる仕事を、部下に男性一人と女子二人置いていた。昔気質の人だから字がとても上手で「辞令 営業部員を命ず。 月給一万七千円」なんて仰々しく毛筆で書いてくれたものが手元に残っている。給与明細は残っていないが、確かこれは部長が全員の分をペンで書いていた。給与の封筒は勿論毛筆で、○月分給料と書いてあった。大分経ってからのことになるが、この給料袋を家に持ち帰り、家人を畳に座らせ恭しく下げ渡す儀式が懐かしい。この部長が口癖のように言っていた言葉が記憶に残っている「我々(年寄り)はもう仕事の役に立たないけれど、存在していることに価値があるのかもしれない。」慶応の出身だったのでいろんな会社にお友達がいて、駆け出し営業マンを紹介がてら同行してくれた思い出が沢山ある。その時はこんなことで利用できることを指して言っているのかなぁ、とばかり思っていた。しかし今になってみると、部長の言っていたことにはもっと深い意味があったように思えてくる。即ち若い社員を「見守る」仕事、これが意外に大きな意味があるのではなかろうか。現代は全て合理化の時代だから、会社の部長と若い社員がさぼりながら会社の経費で飯を食ったり、お茶するのはいけないとされるのだろう。経理部長は酒の方が全くいけなかったので、昼間豪勢な飯を奢ってくれていた。一見無駄かもしれないこのような事が、社員教育にもなるし、管理職からすれば現場の問題を感知する重要な機会でもあったろう。その存在の価値は凄く大きいものだあると思う。今朝テレビで自民党副総裁高村正彦氏と元自民党自治大臣の野中野中広務氏の対談を見た。高村氏は野中氏より18歳年下だが、よくこの二人を並べたと思う程話が全く噛み合わない。高村氏は野中氏を頭から馬鹿にしているのが見え見え。善い悪いは別にしても、年寄りの意見はもう少し真面目に聞いた方がいいと思う。
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