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藤竜也の存在感が名作に繋がった大島渚監督の「愛のコリーダ」 

2013年01月26日 外部ブログ記事
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1月15日に映画監督の大島渚(80)が亡くなった。
大島渚と言えば、ぼくにとっては傑作映画「愛のコリーダ」を撮った人。
その映画はあまりにラヴシーンが続くために、「愛は懲りーた」などと
映画エッセイで揶揄されたりもした。






会社のランチ時に大島渚の話しになって、僕と同年代の人は当然知って
いると思って話をした「愛のコリーダ」を知らない人がいたので、驚いた。
「愛のコリーダ」は、阿部定事件を元に映画化したもので、簡単に言うと
愛しすぎた女性が、男の人のあそこをちょん切ってしまった事件だ。

ところで、この映画は、ぼくにとって藤竜也の存在感が圧倒的だった。
映画の中での彼は暴力をふるうわけでもなく、言葉使いが荒いわけでもな
く、どちらかと言えば単に好きものの旦那ふうの役でしかない。しかし、
彼が演じると、不思議な事に野性味のような空気が体全体から漂っていて、
濡れ場のシーンがより濃密になっていることに驚かされるのだ。
なお、藤竜也はハードな愛欲シーンの連続で8キロ痩せたという逸話も。

今週号の週刊文春に大島渚の息子(大島 新)の手記が載っている。
それを読むとぼくのように単純に傑作映画「愛のコリーダ」などと言って
はいられなかったようだ。その理由を以下に抜粋。

『そもそも私が物心ついてから父が撮った作品は『愛のコリーダ』『愛の
亡霊』と二本続けて「一八禁」でしたから、中学生になるまで父の映画を
みたことはありません。わいせつ物領布罪で起訴された『愛のコリーダ』
裁判」も小学生の間しばらくつづきましたし、周囲からは「エロ監督の息子」
という目で見られていました。「おまえの父ちゃん、やらしいな」と。』

関連:大島渚監督「愛のコリーダ」のスゴイ中身 追悼上映に期待高まる

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