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雪のアート　

2013年01月15日
テーマ：テーマ無し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
冬将軍はこれでもかと雪の追い打ちをかける。昨夜の雪で積雪は４５?５０センチとなり、連日の雪掻きで腕がにがる（歯がハシル、腕がニガルは広島弁）。しかし、雪の作るアートは何とも鮮やかで、その中に暮らしている喜びは、わが細胞に大きな活力を与えてくれる。ウッドデッキのテーブルに積もった雪は約５０センチで、小鳥の餌台の屋根に積もった三角の形が微笑ましく、
植木鉢に出来た形はソフトクリームのようだ。
 
風があったようで今朝は玄関の階段まで吹き込んでいた。枕木のアプローチの雪を跳ね上げる場所がなくなり、これ以上の雪はごめんこうむりたい。それでも、通勤途中の景色に見とれながらニタニタと笑っている自分がいる。こんな雪景色は、ここでしか見られない。お金を支払っても惜しくないとさえ思う。キャンプ場では２台のペイローダーが走り回り、担当者は雪の置き場所に困っている。ノースランドコテージの屋根からは芸術的な氷柱が下がっていた。
凍りつくような氷点下の中で、もしもこの美しい芸術的な景色がなかったら、とても耐えられないに違いない。浅間高原の雪景色、これは私にとって何よりも貴重なものだ。
 
明日は良い天気になりそうだが、木曜日の夜からまた雪が降るという。どうやらこの冬は、雪の記録的な景色が見られそうだ。誰もいない森の中での雪掻きは楽しい。まるで自分の力で道を切りひらいていくようでウキウキするのだが、時折風が吹き、木の枝に着いた雪が雪煙となって落下する様は、思わず声が出てしまうほどの豪快さである。静と動の雪のアートに身も心も若い躍動を覚える。
 
 

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