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雑感日記

篠山に学ぶ 100年見据えたまちづくり  

2012年12月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 
★ 『笹山に学ぶ 100年見据えたまちづくり』  という講演を昨日は聞きに行ってきた。
今は一般社団法人NOTEの代表理事を務める金野幸雄さんのお話だったが、私にはめちゃオモシロかった。
 
兵庫県庁にお勤めの後、2007年から4年間は、篠山市の副市長も務められたと言う金野幸雄さんは、行政にもこんな方がおられるんだと思うほど柔かい口調で、
話の中身もまさに柔軟でアイデアに富んだものだった。
一口に官僚はとか、お役人仕事などと言ったりはするが、やはりアタマのキレる方が、その立ち位置というかスタンスを確りして動けば、これは断然優秀なのである。
そんな方だとお見受けした。
 

『笹山に学ぶ 100年見据えたまちづくり』は、 ブログde みっきぃ に紹介されていたので、聞きに行ったのである。
 
三木では今回、『三木城跡及び付城跡・土塁の国史跡指定』が認可されて、
今後それに基づいた『まちづくりが』進められることになるのだが、それに向けての『篠山市に学ぶ』 講演会だったようである。
 

 
★会場は市民の方たちで満席だった。
三木市役所の方は担当部門の方は何人もおられたが、
今月の「広報みき」でトップを飾った話題なのに、市長もトップの方たちの顔はなかったように思った。
三木市にとっても、今後推進する大きなプロジェクトなので、成功している『篠山に学ぼう』としたのではなかったのか?
 
篠山でこれが成功しているのは、
間違いなく副市長の金野幸雄さんご自身が旗を振られたからだと思う。
このようなヨコに広がる大きなプロジェクトの成否は、リーダー次第なのである。
実務は担当部門以下に任すにしても、市長自らがコンセプトを自ら決めて旗を振る気持ちがナイととても駄目だなと思う。
 
金野さんの話も、『個別案件の積み上げではなくて、トータルのシステムで動かさないとだめだ』と明確に仰っているのである。
 先日三木で開催されて大成功だった『笑って遊ぼうミキランド』と全く同じ手法だなと思った。
 
 
● ちゃんとしたコンセプトをたてて、
 やりたい人達が自主的に集まって、
 

 
● 小さな成功を積み上げ、それを繋いでゆく
  単なる数などではなく
  いろんな分野のプロたちが、横一線で繋がって
  あくまでも高質、 ホンモノを追求する。
 
 

 
●  従来の『やり方』とは、完全に差別化されていて
  モノや金(予算)ではなくて、その核になるのは 『ヒト』
  方針の決定は5人ぐらいの実行委員会の幹事たちで決めて推進する。
 
全く、NPO The Good Times や、『笑って遊ぼうミキランド』と同じベースなのである。
でも昨日、金野さんの話を聞かれて、そんな認識を持たれた人が何人おられたのだろうか?
多分殆どの方が、肝心のところを聞き流されてしまったのではないかと思ったりした。
仮に『解った』としても、そのように動くことが出来るかどうかは、甚だ疑問である。
 
『従来のやり方ではダメ』とわざわざ、纏めてあるのだが・・・
 
 
 
★ これが  一般社団法人 NOTE のホームページである。
 そのミッション、戦略、ビジョン にはこう書かれている。
 
ノオトは、歴史文化、生活文化の息づく社会づくりに貢献する
 ノオトは、古民家再生、空き家活用の事業を展開する。

建物は古いほど価値が高いことを、誰もが知っていて、建築士や工務店、左官、建具や茅葺きなどの職人が活躍している。
価値のある建物の保全が法的に担保されていて、空き家になった場合には再生、活用する仕組みが整っている。

 ノオトは、コミュニティベースのまちづくりを支援する。

農業は産業基盤である前に、地域の生活文化の基盤であるので、集落自治会やまちづくり協議会を土台とした生産体制が構築されている。
集落自治会やまちづくり協議会が、自分たちの地域資源を活かして、特産品や観光商品をつくっている。

ノオトは、新しいSATOYAMAづくりを支援する。

里山では、お茶、栗や柿、キノコや山菜、薬草や草花などが積極的に栽培されている。薪や炭、ペレットなどが生産されている。
人が里山に入ることで、人と野生動物が共生している(獣害が抑えられている)。

 ノオトは、食文化創造の事業を展開する。

農産品の販売などにITとデザインを持ち込むことで、安全安心で強力な地域ブランドが構築されている。
ネット販売や直販など新しい販売ルートが確立しているので、新しい農作物の作付けや新商品の開発が活発に行われている。
多様な地場レストラン(和、フレンチ、イタリアン、中華など)、地場カフェがあって、新鮮な地域ブランドが味わえる。

ノオトは、「気持ちが洗われるツーリズム」事業を展開する。

町屋や古民家を再生、活用した様々な宿泊施設が利用できる。
グリーンツーリズムや体験型のワークショップでは、その土地の自然、歴史文化に根ざした暮らし、アートが体験できる。
同じような取り組みを行う地域と連携して、外国人観光客や都市住民が質の高い日本文化を体験できる広域観光圏が形成されている。

 
 金野幸雄さん、オモシロそうなので、そのうちに話でも聞きに行こうかなと思ったりしている。
 
 
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