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心 どまり

サフラン 

2012年12月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:回想

我が家のちいさな庭では、サフランの花が終演を迎えようとしています。

厳しくなって来た寒さの中、最後の一輪に目が留まりました。

今年は株が増え、赤いシベが沢山採れたので、乾燥して、お茶や料理に使います。

子供の頃 祖母が美味しそうに飲んでいる、サフラン茶のニオイが好きではありませんでした。

美味しいのかなと思い、一口飲ませてもらった時 気分が悪くなった事も・・・。(>.<;)

他界した祖母の年令に近づくにつれ、サフランの香りに癒され、味わうことが出来るように!o(^-^)o

と共に、思い出に残る祖母の言動が理解出来そうに思われて来ました。

上品で物静かな祖母でしたが、”明治の女”は、心のひだに悲哀を畳込み、戦中・戦後を耐え生き抜いたのでしょう!

サフランの赤いシベのような、真っ赤に燃える思いを胸に秘めて・・・。


「ねえ? ばあばあ?
 サフランのお茶 おいしい?」

祖母にした質問と同じ質問を、孫がしてきます。

その様な年齢になって来たのですね! ?(f^_^;)フー!!



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