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心 どまり

山茶花 (晩秋の花) 

2012年11月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:季節

晩秋の花は、ひっそりと咲きます。

気付くと 庭の片隅に一本だけ植えられた山茶花が
満開になっていました。

ひと枝だけ頂き、馬の絵が描かれた、お気に入りの小さな 
小さな壺に活けてみました。

香台の上に置いてみると、とても趣のあり和の雰囲気に・・・。

   〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

春の桜や夏のひまわりは、
  
 「さあ〜 これから咲くわよ〜!見てて頂戴〜〜!」

と連呼しながら咲き出し、散り行く姿も賑やかに!

それに比べ、晩秋の花の物静かな事。

山茶花も、サフランも、柊も気付いた時にはもうひっそりと咲いていて・・・。

首が、ポトリと落ちる姿を連想させる椿を、武士は嫌ったと言われますが、散り際の潔さに何故か魅かれます。

寒椿は、花の姿のままに落ち、山茶花は一気にハラりと木の根元一面に、花びらを散らして・・・。

辛抱強さを左手に、潔さを右手に、ボランティア精神を心に、程々に頑張って、穏やかに生きて行けたら幸いです。

         〜〜o(^-^)o〜〜


 



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葉隠(武士道)に沁みて!

良香さん

単子葉さん

おはようございます。
華麗な花々もよろしいですが、竹林の暗がりに咲く深紅の椿に何故か魅かれます。
椿の散り様は、葉隠の精神に通じるものを感じさせ、武士は嫌ったと言われますが、反面潔さに魅かれていたのではと勝手に解釈致しております。

コメントありがとうございます。

2013/02/18 10:17:23

晩秋の山茶花

さん

おじゃましてみました。

 山茶花は冬の華という演歌がありましたが、実際には秋から冬にかけて咲くもので、季語が冬なのですね。

 ひっそりと開花。いい表現です。山茶花は、ハラハラと散る、まさに仰せの通りと感じます。

 白の山茶花は咲くのも早いけれど、散るのも速やか。赤にしても白より花期が長く楽しめますが、最後は、やはりハラハラと散華です。

「花は根に鳥は古巣に」という言葉があります。散華はまさに地に還る、人生を示唆しているようにも思われます。

 椿の花を武士が嫌うといういわれを、歴史小説家の綱淵謙錠氏がよく書いております。

 末尾の人生観と生活手段に好感を覚えます。

2013/02/18 06:52:40

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