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平成の虚無僧一路の日記

服部英雄著『河原ノ者・非人・秀吉』 

2012年12月01日 外部ブログ記事
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『週刊朝日』が 橋下大阪市長のルーツを「部落出身」と
報じたことで、朝日新聞社長が辞任する騒ぎに発展しましたね。

大阪といえば「豊臣秀吉」。この方も「河原者の出」とする
論考が出ました。服部英雄著『河原ノ者・非人・秀吉』。
こちらは、「毎日出版文化賞」に輝いています。

たしかに、秀吉の出自は不明で、「子供の頃、矢作川の
“橋の上”で寝ていたところを野武士の棟梁、蜂須賀小六に
拾われた」といいます。ストリートチルドレンだった
ことは“間違いない”。で、「橋の上で寝ていた」と
いうのは不自然。やっぱり“橋の下”だったかも。

私の興味は、猿曳き(猿回し)や歌舞伎・能・狂言・文楽をはじめ
とする古典芸能のルーツである「猿楽士」たちが“河原者”だった
こと。秀吉も「猿」面で、「猿まね」芸で身を立てたこと。    

虚無僧も、一般には「大道芸」と同じ類に見られていてようなの
ですが、虚無僧は「四姓の上、武士の端くれ」と大見得を切って、
実態は「乞食」でありながら「乞食」に落ちずに、独自の地位を
保ち得られたことが不思議です。

秀吉が「河原者」から身を起こし「天下人」にまで立身出世した
ことと「虚無僧」になんらかのつながりがないか、服部氏は
触れていませんが、私は興味が尽きません。

そういえば、徳川家康も「非人」の出で、それを秘するために
被差別部落を作って、自らの出自を封印したという説もあり
ました。

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