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平成の虚無僧一路の日記

つかこうへい氏逝く 

2010年07月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


つかこうへいさん、肺がんで死去…享年62(読売新聞) - goo ニュース

つかこうへい氏。慶応の同期だ。少なからず影響を受けた。
70年安保闘争を横目で見ながら、彼は演劇に、私は尺八に
没頭した。

「鎌田行進曲」には泣けた。一緒に観た妻は「男の身勝手。
嫌いだ!」と一蹴。その時から二人の間に亀裂が走った。

10年ほど前だったか、ある雑誌でつかこうへい氏のインタ
ビュー記事を読んだ。

「安保闘争には直接関わらなかった。だが、彼らのエネルギー
には共鳴するものがあった。ノンポリでいたことの負い目で、
ずっとあの時代にこだわってきた。ところが気がつけば、
全共闘、革マルで息巻いていた連中が、大企業に就職し、
管理職に収まっている。この逆転は何?と思いつつ、自分は
あの時代に留まって、行き続けている」

というような内容だったか。私と全く同じ心情に驚いた。
安保闘争に私もノンポリだったが、その後、ずっと反体制、
社会への反骨、邦楽界への革新を自負してきた。気がつけば、
ゲバ棒を振っていた連中が大企業で出世し、世の中は
“保守安定”を求めている。自分は、ずっと 70年で立ち止
まったままだった。

つかこうへい、62歳。私と同い年での早すぎる死。その遺書。

「私には信仰する宗教もありませんし、戒名も墓も作ろうと
思っておりません。対馬海峡あたりで散骨してもらおうと
思っています」

どこまでも私と同じ。ただ私はつかこうへい氏の何百分の
一も残していない。私は『鎌田行進曲』の「ぎんちゃん」で
終わろうとしている。]]>

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