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平成の虚無僧一路の日記

小泉八雲 『雪女』の原文 

2012年09月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



先日『雪女』を演らせてもらったが、「原文の朗読ですか?」との
お問いかけがあった。原文は英語で書かれており、翻訳されたものだ。
日本語訳もひどい。たとえば、雪女が巳之吉に語ることば。

『私は今ひとりの人のように、あなたをしようかと思った。しかし、
あなたを気の毒だと思わずにはいられない。あなたは若いのだから。
あなたは美少年ね、巳之吉さん、もう私はあなたを害しはしません。
しかし、もしあなたが今夜見た事を誰かに―あなたの母さんにでも
云ったら、私に分ります、そして私、あなたを殺します。覚えて
いらっしゃい、私の云う事を』

最後は

お雪は縫物を投げ捨てて立ち上って巳之吉の坐っている処で、
彼の上に屈んで、彼の顔に向って叫んだ。
『それは私、私、私でした。それは雪でした。そしてその時
あなたが、その事を一言でも云ったら、私はあなたを殺すと
云いました。そこに眠っている子供等がいなかったら、今すぐ
あなたを殺すのでした。でも今あなたは子供等を大事に大事に
なさる方がいい、もし子供等があなたに不平を云うべき理由でも
あったら、私はそれ相当にあなたを扱うつもりだから』……


翻訳は「田部隆次」。明治の翻訳ってこんなものだったのか?
まるでフィリピン女性の会話だ。これでは日本の文学作品とは
言えない。

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